概要ブレード サーバとは一般的に、電源、ファン、スイッチ、およびその他のコンポーネントを他のサーバ ブレードと共有するために、ラック マウント可能なエンクロージャに簡単に挿入できる、マイクロプロセッサ、メモリ、およびネットワーク接続を含む高密度なサーバ システムです。サーバ ブレードは、コスト効率が高さ、デプロイの高速性、および拡張に対する適応度において優れており、これまでのラック マウントやタワー型のサーバとは異なります。 ラックは、相互に通信するために配線されたコンポーネントのセットです。エンクロージャは、1組のブレード サーバを収納する物理的なコンテナです。エンクロージャは、電源と信号を供給するバックプレーンと配線や温度センサ用のその他のハードウェアから構成されます。CPUの電源やサーバの電源もホストします。ラックとエンクロージャはどちらもコンテナですが、ラックはエンクロージャのためのコンテナです。 HP Systems Insight Manager内のHP BladeSystem Integrated Managerは、以下の収集タイプを提供します。 e-Class. e-Class収集には、bc1000/bc1500 PCブレード タイプ、およびe-Class BL10eサーバ ブレードを含む20 PCブレードをホストする、Consolidated Client InfrastructureブレードPCエンクロージャが含まれます。 p-Class. p-Classエンクロージャは、1セットのエンクロージャがハードウェア レベルでネットワークに接続されている場合、1つのラック全体を構成します。p-classエンクロージャは、ProLiant BL p-Classサーバおよびワークステーション タイプをホストします。
c-Class. c-Class収集は、アダプティブ コンピューティングを有効にし、Rapid Deploymentで最適化された、HP BladeSystem c7000エンクロージャ、HP ProLiant BL c-Classサーバ ブレード、ネットワーク インターコネクト コンポーネント、Onboard Administrator、およびマネジメント ツールで構成されます。
ラックおよびエンクロージャ収集HP Systems Insight Manager(HP SIM)は、サーバ ブレード ラック、およびエンクロージャを検出および識別します。 ラックとエンクロージャで2つの特定の検索基準があります。 これらの基準を使用して検索を実行すると、選択したラックまたはエンクロージャに含まれるシステムのリストを返します。前の2つを除いたどの基準でも、それらのラックおよびエンクロージャ内のシステムではなく、ラックおよびエンクロージャ自体を返します。たとえば、ラック[Franklin 1]の[システム名]を検索すると、[Franklin 1]内のシステムではなく、システム[Franklin 1]を返します。 ラックおよびエンクロージャに関する2つのデフォルトの収集は、[システム タイプ]収集の下にリストされます。 システム テーブル ビュー ページでは、ラック表示は2通りあります。
[ピクチャー ビュー]ページは、ラックのハイパーリンクをクリックすると表示されます。 システム テーブル ビュー ページで[システム名]列のエンクロージャ名をクリックすると、そのエンクロージャ内で検出されたすべてのシステムのリストが表示されます。ラックとエンクロージャの両方のステータスは、常に「不明」です。 サーバがエンクロージャまたはラックの一部である場合は、[ピクチャー ビュー]ページが表示されます。このページには、 エンクロージャ内(利用可能な場合はラック内も含む)に検出されたシステムの図が表示されます。HP SIMにサインインして、カーソルを、ビューに表示されるコンポーネントの上にカーソルを重ねるているときに、サーバが搭載されているサーバ ブレード名、スロット番号、エンクロージャなど特定のサーバに関する情報が表示されます。
関連手順
関連項目
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