−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ソフトウェア名 BIOS 対象機種 ThinkPad R50, R50p ThinkPad R51(マシンタイプ 1830, 1831) ThinkPad T40, T40p, T41, T41p, T42, T42p (日本での未発表製品も含みます) 対応OS Windows XP (Home Edition および Professional) Windows 2000 Windows NT 4.0 + サービス・パック6aおよびそれ以降の適応(*1) Windows 98(*1) Windows 98 Second Edition(*1)(*2) (注意) *1: ThinkPad T40, T40p, T41, T41p, T42, T42p のみサポ ートします。 *2: Microsoft Webサイトから「Windows 98 Second Edition Shutdown Supplement」をダウンロードし、導入してく ださい。 (マイクロソフト サポート技術情報 - 文書番号 JP239887) 詳細は「Windows 98 Second Edition環境で更新作業を する場合」の章を参照してください。 バージョン 3.17 発行日 2005年8月11日 旧名称 IBM ThinkPad R50, R50p, R51(マシンタイプ 1830, 1831) IBM ThinkPad T40, T40p, T41, T41p, T42, T42p BIOS アップデート・ユーティリティ (eフラッシュ版) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ソフトウェアの役割 ThinkPad本体内のBIOS(システム・プログラム)を更新します。BIOSを更新す ることにより、問題の解決や機能の追加、拡張ができます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 今回の変更内容 [重要な変更] ありません。 [新機能または機能の拡張] 起動時のセキュリティー強化: ハードディスクパスワードが設定された状態では、 パスワードの設定関係によらず、電源オフ状態からのWake on On Lan 動作を禁止した。 [問題の解決] BIOS Setup でLow battery によるサスペンド後のリスタートで、 OSのエニュミュレーションがかかる問題の修正。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− バージョンの確認方法 (A), (B)の2通りの方法があります。 (A) Windowsでの確認 1. Windowsを始動します。 2. ThinkPad 機能設定を起動します。 「スタート」「すべてのプログラム (またはプログラム)」「Access IBM」 「ThinkPad 機能設定」の順にクリックします。 3. ThinkPad 機能設定の画面で、「システム情報」アイコンをクリックしま す。 4.「BIOS情報」タブをクリックします。 画面上に、次のバージョン情報が表示されています。 BIOS バージョン エンベッデッド・コントローラー・バージョン 5.「OK」をクリックし、終了します。 (B) BIOS設定での確認 1. コンピュータの電源を切ります。 2. コンピュータの電源を入れます。 3. 画面左下に To interrupt normal startup, press the blue Access IBM button が表示されたら、F1キーを押します。 「IBM BIOS Setup Utility」の画面が表示されるまで待ちます。 パスワードの入力を求められたら、正しいパスワードを入れます。 4. 画面上の次の行に、バージョン情報が表示されています。 BIOS Version : BIOSのバージョン Embedded Controller Version : エンベッデッド・コントローラー・ プログラムのバージョン 5. コンピュータの電源を切り、終了します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 注意事項 (ThinkPad R51 をお使いの方へ) −このパッケージは、マシンタイプが1830, 1831のThinkPad R51用です。 その他のThinkPad R51の場合は、そのマシンタイプに応じたパッケージを入 手してください。 (全ての方へ) −今回提供されるBIOSは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバ ージョンが3.04またはそれ以降の場合、正常に動作します。 まだエンベッデッド・コントローラー・プログラムを更新されていない方は、 別パッケージ「エンベッデッド・コントローラー・プログラム バージョン 3.04(またはそれ以降)」を入手し、エンベッデッド・コントローラー・プロ グラムも同様に更新してください。 −BIOSとエンベッデッド・コントローラー・プログラムの両方を更新する場合 は、先にBIOSを更新してください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− BIOSの更新方法 (注意) −現在問題なくシステムをお使い頂いている場合は、必ずしもBIOSを更新する 必要はありません。そのままお使いください。 BIOSを更新する必要があるかどうかの判断は、「バージョン情報」の章を参 照してください。 −Windows 98 Second Edition環境でBIOSを更新する場合、「Windows 98 Second Edition環境で更新作業をする場合」の章を参照してください。 −BIOSの更新作業には、ACアダプター、及び充電済みのバッテリー・パックが 必要です。 −ドッキング・ステーション、またはポート・リプリケーターがコンピュータ ーに接続されている場合、それらを取り外します。 −RDM (Remote Deployment Manager) または同様の環境下でBIOSを更新する場 合、更新作業に先だってあらかじめ始動パスワードを削除しておきます。 警告−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 画面の指示がない限り、BIOSの更新中に 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 絶対に電源を切ったり、サスペンドしたりしないでください。 BIOSの更新中に誤ってこれらを行うと、システム・ボードの交換が必要と なる場合があります。この場合、IBMまたはIBM特約店にThinkPadをお持ち いただくことになります。このサービスは有償の場合もあります。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 次の3通りの方法があります。 (A) ThinkPad ソフトウェア導入支援による自動更新 (B) 手動更新 (C) コマンド・ラインによる更新 (Unattended インストール) (A) ThinkPad ソフトウェア導入支援による自動更新 1. コンピューターにACアダプターをしっかりと取り付けます。 2. Windowsを始動します。Windows XP/2000/NT 4.0の場合は、アドミニスト レーター特権をもつユーザーIDでログオンします。 3. Internet Explorerを起動します。 4. ツール バー上の「ThinkPad ソフトウェア導入支援」ボタンをクリック します。(*3) 5.「ようこそ」の画面で「新規・更新パッケージの導入」が選択されている ことを確認し、「次へ」をクリックします。 6.「更新パッケージの検出」画面で「インターネット上の最新情報を取得す る」にチェック・マークがついていることを確認し、「次へ」をクリッ クします。 検索を開始します。 7.「パッケージのダウンロード」画面が表示されたら「次へ」をクリックし ます。 8.「パッケージの選択」画面が表示されたら、 BIOS にチェック・マークが付いていることを確認します。(*4) 9.「次へ」をクリックします。 10.「パッケージの導入」画面でパッケージ名を確認し、「導入」をクリック します。 11. 完了しました。と表示されたら「OK」をクリックします。 12.「閉じる」をクリックします。 13. 画面の指示に従います。 ご使用の環境によっては、下記のメッセージが表示されることがあります。 その場合は、システムを再起動後、BIOSの更新作業を再度実行してください。 DeviceIoControl() returns 2 オペレーティングシステムを再起動して、 BIOSまたはエンベッデッド・コントローラーの アップデート・ユーティリティを再実行してください。 Windowsが自動的に終了し、BIOSアップデート・ユーティリティの画面が表 示されます。 14. メニューから「操作上の注意」を選び、内容をよく読んでください。 15. 読み終えたら、Escキーを押しメニューに戻ります。 16.「システム・プログラムの更新」を選び、画面の指示に従って更新を行い ます。 更新の作業が終了すると、コンピューターが自動的に再起動します。 これで全ての作業が完了です。 ヒント *3: ツール バー上に「ThinkPad ソフトウェア導入支援」ボタンが表示されない 場合は、 (a) Internet Explorerのメニュー バー上で、「表示」「ツール バー」 「ユーザー設定」の順にクリックします。 (b)「ツール バーの変更」画面の「利用できるツール バー ボタン」のリス トの中から「ThinkPad ソフトウェアの更新」ボタンをクリックして選 択し、「追加」をクリックします。 (c)「現在のツール バー ボタン」に「ThinkPad ソフトウェアの更新」ボタ ンが登録されたことを確認したら、「閉じる」をクリックします。 もし、「ThinkPad ソフトウェアの更新」ボタンが見当たらない場合は、 −「ThinkPad ソフトウェア導入支援」自身を更新して (バージョン 2.10.03C2 およびそれ以降)、ツール バーに登録できるようにする。 −手動で「ThinkPad ソフトウェア導入支援」を起動する。 (例) 「スタート」「すべてのプログラム (または プログラム)」「Access IBM」「ThinkPad ソフトウェア導入支援」の順にクリックする。 のどちらかを実行してください。 *4: チェック・マークのついたその他のパッケージも同時に更新することができ ます。目的のパッケージだけを更新したい場合は、それ以外のパッケージに ついているチェック・マークをクリックしてチェック・マークの表示を消し ます。 各パッケージ名の左端の + マークをクリックすると、現在導入されている バージョンが表示されます。 (B) 手動更新 「手動更新の方法」の章を参照してください。 (C) コマンド・ラインによる更新 (Unattended インストール) 「コマンド・ラインによる更新(Unattended インストール)の方法」の章 を参照してください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 更新作業をスムーズに行うためのヒント BIOSを更新する際に、次のような問題が発生することがあります。 −更新作業中にSTOP ERROR(青画面を背景にしたストップ・エラー)が発生し、 作業が完了しないうちにコンピュータが勝手に再起動していまう、または STOP ERROR画面でハングする。 −「Debug ...」「eFlash Error」ウィンドウ等が表示され、そのまま更新作 業が中断する。 −メイン・メニュー画面で、画面の一部(右側)にゴミが表示されてしまう。 等。 そのような場合は、次のヒントを参照して更新作業を行ってみてください。 1. 使用しているWindowsに必要な最小メモリー(例:Windows XPでは256 MB) よりも、なるべく多くのメモリーをコンピュータに搭載する。 2. Windowsが始動してもすぐにBIOSの更新作業を行わない。 Windows スタートアップ、スケジュールで登録されたプログラムの始動・ 実行が完全に終了するまで待つ。(特にアンチ・ウィルス・プログラム等 は始動・実行の完了に時間がかかります。) 3. BIOSの更新作業の前に、なるべく他のプログラムを終了させる(クローズ する)。 4. BIOSの更新作業中にWindows上に表示される「ThinkPad BIOS アップデー ト − InstallShield Wizard」画面で、マウスで「次へ」をクリックす るかわりにキーボードの「Enter」キーを押して画面を先に進める場合は、 適当に間隔を空けてキーを押す(素早くキーを押して行かない)。 この理由は、「InstallShield Wizard」画面の表示中はアップデート・ ユーティリティのプログラムの一部がバックグラウンドで実行されてお り、そのプログラムが終了しないうちに Enter キーを次々と押して画面 を先に進めていくと、その処理が正常に終了しない場合があるからです。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− BIOSを初期設定に戻す方法 「バージョン情報」の章の「問題解決/変更の概要」に書かれていない障害が 発生した場合、BIOSの設定を初期設定(デフォルト)に戻してみるのも一つの 方法です。 BIOSを初期設定に戻す方法は以下の通りです。 1. コンピュータの電源を切ります。 2. コンピュータの電源を入れます。 3. 画面左下に To interrupt normal startup, press the blue Access IBM button が表示されたら、F1キーを押します。 「IBM BIOS Setup Utility」の画面が表示されるまで待ちます。 パスワードの入力を求められたら、正しいパスワードを入れます。 4. F9キーを押します。(Setup Defaults) 5.「Yes」を選び、初期設定に戻します。 6. F10キーを押します。(Save and Exit) 7.「Yes」を選び、保存・終了を行います。 システムの再設定が完了し、システムは自動的に再起動します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− バージョン情報 (日本での未発表製品/未発表バージョンも含みます) 現在までに次のBIOSが提供されています。またそれに対応したエンベッデッ ド・コントローラー・プログラムもそれぞれ用意されています。 (略語) BIOS ID : 管理者用のBIOS識別情報 BIOS Date : BIOSの日付 ECP : エンベッデッド・コントローラー・プログラム BIOS BIOS ID BIOS Date ECP バージョン 年-月-日 バージョン ---------- -------- ---------- ----------------------------- 3.17 1RETDLWW 2005-07-27 3.04 (またはそれ以降) 3.16 1RETDKWW 2005-04-19 3.04 (またはそれ以降) 3.15 1RETDJWW 2005-03-29 3.04 (またはそれ以降) 3.14 1RETDIWW 2005-01-20 3.04 (またはそれ以降) 3.13 1RETDHWW 2004-10-29 3.04 (またはそれ以降) 3.12 1RETDGWW 2004-10-18 3.03 3.11 1RETDFWW 2004-10-13 3.03 3.10b 1RETDEWW 2004-10-01 3.03 3.09f 1RETD8WW 2004-09-16 3.03 3.08a 1RETD4WW 2004-08-05 3.03 3.06f 1RETCDWW 2004-06-18 3.02, 3.03 3.05a 1RETC6WW 2004-05-14 3.01a, 3.02, 3.03 3.04a 1RETC4WW 2004-04-22 3.01a, 3.02, 3.03 3.03 1RETC2WW 2004-04-07 3.00, 3.01a, 3.02, 3.03 3.02a 1RETC0WW 2004-03-24 3.00, 3.01a, 3.02, 3.03 3.00 1RETB7WW 2004-02-26 3.00, 3.01a, 3.02, 3.03 2.13 1RET86WW 2004-01-08 2.04, 3.00, 3.01a, 3.02, 3.03 2.11 1RET84WW 2003-10-30 2.04, 3.00, 3.01a, 3.02, 3.03 2.10 1RET83WW 2003-10-10 2.04, 3.00, 3.01a, 3.02, 3.03 2.06 1RET79WW 2003-09-16 2.03 2.02 1RET73WW 2003-08-21 1.02 2.00b 1RET68WW 2003-07-24 1.02 1.07 1RET36WW 2003-06-30 1.02 1.05 1RET34WW 2003-05-19 1.02 1.04 1RET33WW 2003-04-08 1.02 1.03 1RET32WW 2003-03-04 1.02 1.02 1RET31WW 2003-02-27 1.02 問題解決/変更の概要 (略語) < > BIOSのバージョンを示します。 ( ) 管理者用のBIOS識別情報を示します。 [重要] 重要な変更を示します。 (新) 新機能または機能の拡張を示します。 (修) 問題の修正を示します。 <3.17> (1RETDLWW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が3.04(またはそれ以降)の場合、正常に動作します。 −(新) 起動時のセキュリティー強化: ハードディスクパスワードが設定された状態では、 パスワードの設定関係によらず、電源オフ状態からのWake on On Lan 動作を禁止した。 −(修) 指紋認証システムの更新。待ち時間の初期値を40秒に設定。 −(修) BIOS Setup でLow battery によるサスペンド後のリスタートで、 OSのエニュミュレーションがかかる問題の修正。 <3.16> (1RETDKWW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が3.04(またはそれ以降)の場合、正常に動作します。 −(新) BIOS Setup メニューに指紋認証データを消去する項目を追加。 −(修) 指紋認証システムの更新。 −(修) BIOSの更新時に管理者パスワードの入力を求められた際、正しいパス ワードを3回目に入れた場合受け付けられない。 <3.15> (1RETDJWW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が3.04(またはそれ以降)の場合、正常に動作します。 −(新) CPU マイクロコードの更新取り込み −(修) POSTのDiagnosticBootの際の誤まったメッセージの修正。 <3.14> (1RETDIWW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が3.04(またはそれ以降)の場合、正常に動作します。 −[重要] 指紋認証システムの更新。 (注意) BIOSを更新した後で、必ず指紋認証システム用のパスワードを再設定 してください。更新前と同じパスワードも使えます。 これは指紋認証システムを搭載したシステムで、BIOSを更新した後に 1回だけ行う必要があります。 −(修) (OS/2) スクリーン エクスパンジョンをしていると、OS/2が起動でき ない。 −(修) ハイバネーション・モードからの通常の動作モードに戻ると、Access IBMが勝手に始動してしまうことがある。 <3.13> (1RETDHWW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が3.04(またはそれ以降)の場合、正常に動作します。 −(修)「IBM BIOS Setup Utility」の「Intel(R) SpeedStep technology」オ プションの設定を「Enabled」「Mode for Battery」オプションの設定 を「Maximum Performance」にしても、バッテリーによる動作時のプロ セッサーの動作周波数(動作速度)が最高値にならない。 「Intel(R) SpeedStep technology」および「Mode for Battery」オプ ションの設定は、次の場所にあります。 IBM BIOS Setup Utiityのメイン・メニュー -> Config -> Power <3.12> (1RETDGWW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が3.03の場合、正常に動作します。 −(新) ボード上の新しいチップのサポート。 <3.11> (1RETDFWW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が3.03の場合、正常に動作します。 −(修) 古いバージョンの11a/b/g wireless LAN Mini PCI adapter ドライバ ーを使用している場合に、BIOS 3.08a(1RETD4WW)を適用すると、 wireless LANが使用できなくなる。 <3.10b> (1RETDEWW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が3.03の場合、正常に動作します。 −(新) ThinkPad T42 新モデルのサポート。 −(新) インテルCentrinoロゴのアップデート。 −(新) EDIDを1.3準拠にアップデート。 −(修)「IBM BIOS Setup Utiity」内のメイン・メニュー -> Security -> Password -> Require password after hibernateオプションをEnabled に設定していて、かつ始動パスワードを設定していると、ハイバネー ションからの復帰時にパスワード入力を1分間待たずに電源が切れる。 −(修)「IBM BIOS Setup Utility」の「Timer Wake with Battery Operation」 (バッテリーによる動作中にタイマーによりサスペンド・モードやハイ バネーション・モードから通常の動作モードに復帰する/しない機能) の設定を「Disabled (復帰しない)」にしてWindowsXPのハイバネーシ ョン・タイマーを設定時に、サスペンド・モードからハイバネーショ ン・モードへの移行が中止されることにより、その後サスペンドから 通常の動作モードへの復帰後、CSSでのパスフレーズの認証が失敗する。 <3.09f> (1RETDBWW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が3.03の場合、正常に動作します。 −(修)「IBM BIOS Setup Utiity」内のメイン・メニュー -> Security -> Password -> Require password after hibernateオプションをEnabled に設定していて、かつ始動パスワードを設定していると、ハイバネー ションからの復帰時にパスワードを入力してもシステムが起動しない 場合がある。 <3.08a> (1RETD4WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が3.03の場合、正常に動作します。 −(新) ThinkPad T42 新モデルのサポート。 −(新) 内蔵ネットワーク・デバイスを使用する/使用しない機能の追加。 「使用する (Enabled)」に設定 内蔵イーサネット カードが使用できます。 「使用しない (Disabled)」に設定 内蔵イーサネット カードが使用できなくなります。 [標準設定:使用する (Enabled)] この機能は「IBM BIOS Setup Utiity」内の次のオプションで追加され ました。 IBM BIOS Setup Utiityのメイン・メニュー -> Config -> Network -> Internal Network Device −(新) 内蔵ワイヤレス・デバイスを使用する/使用しない機能の追加。 「使用する (Enabled)」に設定 内蔵ワイヤレスLAN カードが使用できます。 「使用しない (Disabled)」に設定 内蔵ワイヤレスLAN カードが使用できなくなります。 [標準設定:使用する (Enabled)] この機能は「IBM BIOS Setup Utiity」内の次のオプションで追加され ました。 IBM BIOS Setup Utiityのメイン・メニュー -> Config -> Network -> Internal Wireless Device 「IBM BIOS Setup Utility」に入る方法は、「バージョンの確認方法」の章 の「(B) BIOS設定での確認」を参照してください。 −(修) フロッピー・ディスク・ドライブの起動順位が二番目のドライブから システムを起動しようとすると、システムがハングする。 −(修) (Linux) lphdiskで作成したパーティション環境で、ハイバネーション 機能が正しく動作しない。 −(修)「IBM BIOS Setup Utility」の一部の語句が正しくない。 −(修)「IBM BIOS Setup Utility」の「Timer Wake with Battery Operation」 (バッテリーによる動作中にタイマーによりサスペンド・モードやハイ バネーション・モードから通常の動作モードに復帰する/しない機能) の設定を「Disabled (復帰しない)」にすると、サスペンド・モードか ら通常の動作モードへの復帰の中止後、メモリーの内容が一部が壊れ る。 <3.06f> (1RETCDWW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が3.02, 3.03の場合、正常に動作します。 −(新)「ThinkPad ソフトウェア導入支援」によるBIOSの自動更新機能の提供。 BIOSの更新があった場合、「ThinkPad ソフトウェア導入支援」で更新 パッケージの検出を行うと、インターネット上の必要なファイルの検 出、ダウンロード、解凍、更新までを全て自動的に実行します。 詳細は、「BIOSの更新方法」の章の「(A) ThinkPad ソフトウェア導入 支援による自動更新」を参照してください。 −(新) ハイバネーション・モードから通常の動作モードに復帰する際、始動 パスワードの入力を要求する/しない機能の追加。 コンピューターがハイバネーション・モードに入ったあとスケジュー ルに従ってプログラム等を自動実行するように設定していた場合、あ らかじめ始動パスワードを設定していると、 「要求する (Enabled)」に設定 始動パスワードが入力されるまでコンピューターは起動しません。 「要求しない (Disabled)」に設定 始動パスワードの入力なしにそのままコンピューターが起動します。 [標準設定:要求しない (Disabled)] この機能は「IBM BIOS Setup Utiity」内の次のオプションで追加され ました。 IBM BIOS Setup Utiityのメイン・メニュー -> Security -> Password -> Require password after hibernate −(新) バッテリーによる動作中にタイマーによりサスペンド・モードやハイ バネーション・モードから通常の動作モードに復帰する/しない機能の 追加。 コンピューターがスタンバイ・モードやハイバネーション・モードに 入ったあとスケジュールに従ってプログラム等を自動実行するように 設定していた場合に、ACアダプターが取り外しされてバッテリーで動 作していても、 「復帰する (Enabled)」に設定 コンピューターは通常の操作モードに復帰します。 但し、ACアダプターを接続しないでそのままにしておくと、やがて バッテリーの残量がゼロになってしまいます。 「復帰しない (Disabled)」に設定 コンピューターを通常の操作モードに復帰させません。 また、スタンバイ・モードからタイマーのスケジュールに従って ハイバネーション・モードに移行する機能も動作しなくなります。 [標準設定:復帰しない (Disabled)] この機能は「IBM BIOS Setup Utiity」内の次のオプションで追加され ました。 IBM BIOS Setup Utiityのメイン・メニュー -> Config -> Power -> Timer Wake with Battery Operation 「IBM BIOS Setup Utility」に入る方法は、「バージョンの確認方法」の章 の「(B) BIOS設定での確認」を参照してください。 <3.05a> (1RETC6WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が3.01a, 3.02, 3.03の場合、正常に動作します。 −(新) ATI MOBILITY FIREGL 9000 のメモリーのサポート。 <3.04a> (1RETC4WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が3.01a, 3.02, 3.03の場合、正常に動作します。 −(新) ThinkPad T42のサポート。 −(新) Intel Pentium Mプロセッサのサポート。 −(修) 起動CDの起動が遅いことがある。 <3.03> (1RETC2WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が3.00, 3.01a, 3.02, 3.03の場合、正常に動作します。 −(修) ATI MOBILITY FIREGL T2 SXGA+パネルで画面が乱れる。 <3.02a> (1RETC0WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が3.00, 3.01a, 3.02, 3.03の場合、正常に動作します。 −(修) ATI MOBILITY FIREGL 9000 のメモリークロックの調整。 −(修)「IBM BIOS Setup Utlity」の「Startup」メニューでUSB大容量ストレ ージを始動デバイスに設定しても、WindowsとDOSを除くオペレーティ ング・システム環境で始動しないことがある。 −(修) BIOSを更新すると、前回「IBM BIOS Setup Utlity」の「Startup」メ ニューで設定されたデバイスが選択されなくなることがある。 <3.00> (1RETB7WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が3.00, 3.01a, 3.02, 3.03の場合、正常に動作します。 −(新) ThinkPad R51のサポート。 −(新) IBM Rescue and Recovery のサポート。 −(新) カスタムモデル番号設定のサポート(管理目的用)。 −(新) 始動デバイス選択メニューの拡張。(下記、始動デバイス選択メニュー について、を参照してください) −(新) Intel PRO/ワイヤレス2200BG 11b/g Mini PCIアダプターのサポート。 − 外付けディスプレイと液晶ディスプレイとの表示切替の方法の変更。 (詳細は「外付けディスプレイと液晶ディスプレイとの表示切替」の章 を参照してください。) <2.13> (1RET86WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が2.04, 3.00, 3.01a, 3.02, 3.03の場合、正常に動作します。 −(修) Copyrightの年度を2004年に変更。 <2.11> (1RET84WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が2.04, 3.00, 3.01a, 3.02, 3.03の場合、正常に動作します。 −(修) (DOS) サスペンド・モードから通常の動作モードに戻る時、まれに画 面上にゴミが表示されてしまうことがある。 <2.10> (1RET83WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が2.04, 3.00, 3.01a, 3.02, 3.03の場合、正常に動作します。 −(新) ThinkPad R50p, T41pのサポート。 (注)「制限事項」の章を参照してください。 −(修) Internal Network Option ROMの設定がSetup Automation Toolで復元 されない。 −(修) (DOS) サスペンド・モードから通常の動作モードに戻る時、まれに画 面上のフォントが壊れてしまうことがある。 <2.06> (1RET79WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が2.03の場合、正常に動作します。 −(新) ThinkPad R50, T41のサポート。 (注)「制限事項」の章を参照してください。 −(新) (Windows XP, Windows 2000) パスワード機能の強化。 <2.02> (1RET73WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.02の場合、正常に動作します。 −(新) IBM 11a/b/g Wireless LAN Mini PCI アダプターのサポート。 −(修) Intel(R) 855PMの温度検知の改善。 <2.00b> (1RET68WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.02の場合、正常に動作します。 −(新) IBM 11a/b/g Wireless LAN Mini PCI アダプターのサポート。 −(修) Passphrase(パスフレーズ)機能を導入したため、Master Hard Disk Passwod(マスター・ハードディスク・パスワード)の入力前に、F1キー を一度押す事になりました。 <1.07> (1RET36WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.02の場合、正常に動作します。 −(新) Access IBM Predesktop Areaのための機能追加。 −(修) ドッキング・ステーションのPCカード・コントローラのIRQの設定の修 正。 −(修) Windows XP, Windows 2000を使用中、パスワードが設定されたハード ディスクをウルトラベイ・プラスに挿入した後、Windowsを再起動する と、POST中でパスワードを聞いてくることがある。 (注意) ハードディスクがパスワードで保護されている場合は、ThinkPadがス タンバイ状態から復帰したときに、画面の左上にハードディスク・パ スワード・アイコンが表示されます。パスワードを入力すると、ハー ドディスク・ドライブにアクセスすることができます。 −(修) BIOS及びエンベッデッド・コントローラー・プログラムをRDMを用いて アップデートする際の問題。 −(修) BIOSが返すメモリー・マップに、重複した使用済みの領域がある。 −(修) システムに2GBのメモリを搭載時にPCカード・コントローラの使用する メモリ領域が正しくない問題の修正。 −(修) 無許可のドーター・カードを使用時のPOSTのエラーの取り扱い。 −(修) USBデバイスを2個接続時にPOSTでハングアップする場合がある。 −(修) (Windows XP) マルチファンクションCardBusカード(コンボカードなど) を使用中、スタンバイ機能を使うと、リジューム時にカードが動かな くなることがある。 −(修) IBM BIOS Setup Utility内でInitialize(F9キーを2回行うと、ネット ワークからのブート時のブートデバイスの順番が初期値とは異なって しまう。 −(修) Access IBM Predesktop Areaの設定がリモート CMOS アップデート ユ ーティリティで複製されない。 −(修) Intel 855PMの初期のステッピングのための修正。 <1.05> (1RET34WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.02の場合、正常に動作します。 −(修) SMBIOSが返す最大メモリモジュールサイズが正しくない。 <1.04> (1RET33WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.02の場合、正常に動作します。 −(新) 内蔵ネットワークカードのオプションROMを使用しないことにより、 640Kバイトより上のメモリー域の空きを増すBIOS Setup項目を追加。 (注意) その代わり、オプションROMの機能は使用できなくなります。 (IBM BIOS Setup Utilityの Config -> Network ->「Internal Network Option ROM」オプションで実行) −(修) (DOS) 韓国語DOS環境を始動中(MSHBIOS.COMをロード中)に、画面が何 も映らなくなったり、白くなったりする。 −(修) 始動パスワードやハードディスク・パスワードを設定すると、「スク リーンエクスパンジョン (HV expansion)」機能が常に動作してしまう。 −(修)「IBM BIOS setup Utility」のヘルプ・メッセージに一部間違いがある。 <1.03> (1RET32WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.02の場合、正常に動作します。 −(新) Access IBM Predesktop Areaのある場合のF11キーの取り扱いをAccess IBM ボタンと同じ取り扱いに変更。 −(修) Windows 98のサスペンドやハイバネーションでHDDにアクティビティを 検出したときにハングアップする問題の修正。 −(修) SMBIOSのIntel Pentium M processorのプロセッサ・ファミリーの変更。 <1.02> (1RET31WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.02の場合、正常に動作します。 −(新) (第一版) ThinkPad T40, T40pのサポート。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 手動更新の方法 WindowsのInternet Explorerを使用する場合を例に説明しています。 警告−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 画面の指示がない限り、BIOSの更新中に 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 絶対に電源を切ったり、サスペンドしたりしないでください。 BIOSの更新中に誤ってこれらを行うと、システム・ボードの交換が必要と なる場合があります。この場合、IBMまたはIBM特約店にThinkPadをお持ち いただくことになります。このサービスは有償の場合もあります。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (ファイルのダウンロード) 1. Internet Explorerで、インターネット上の目的のファイルをクリックし ます。 2.「ファイルのダウンロード」画面で、「保存」をクリックします。 3.「保存する場所」で「デスクトップ」を選択します。 または他の好きな場所を「保存する場所」で選択します。 4.「保存」をクリックし、画面に従いファイルを一時的に保存します。 (ファイルの解凍と更新) 5. Windows XP/2000/NT 4.0環境の場合は、アドミニストレーター特権をも つユーザーIDでログオンしていることを確認します。 6. コンピューターにACアダプターをしっかりと取り付けます。 7. Windows のデスクトップ画面を表示します。 または、手順 3.で指定した保存場所をエクスプローラで開きます。 8. 手順 4.で一時的に保存したファイルをダブルクリックします。 9. 画面の指示に従います。 ご使用の環境によっては、下記のメッセージが表示されることがあります。 その場合は、システムを再起動後、BIOSの更新作業を再度実行してください。 DeviceIoControl() returns 2 オペレーティングシステムを再起動して、 BIOSまたはエンベッデッド・コントローラーの アップデート・ユーティリティを再実行してください。 Windowsが自動的に終了し、BIOSアップデート・ユーティリティの画面が表 示されます。 10. メニューから「操作上の注意」を選び、内容をよく読んでください。 11. 読み終えたら、Escキーを押しメニューに戻ります。 12.「システム・プログラムの更新」を選び、画面の指示に従って更新を行い ます。 更新の作業が終了すると、コンピューターの電源が自動的に切れます。 これで全ての作業は完了です。 最後に、手順 4.で一時的に保存したファイルを削除しておきます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コマンド・ラインによる更新の方法 (Unattended インストール) この方法は、システム管理者が一度に大量のThinkPadのBIOSを更新する場合 のみ必要です。 このパッケージで提供されるファイル名(1RUJ30JP.exe)に、-s -a -s オプションを追加してコマンド・ラインで実行します。 (例) ドライブ名\ディレクトリ名\1RUJ30JP.exe -s -a -s 更新作業の注意事項は、「手動更新の方法」の章の(ファイルの解凍と更新) に準じます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始動デバイス選択メニュー BIOS SetupのStartupにある、BootおよびNetwork内の始動優先順位を確認して ください。 必要に応じて順序を変更することができます。 重要: デバイスの始動優先順位を変更したあとは、コピー、保存、フォーマット操作 などで誤ったデバイスを指定しないよう、細心の注意が必要です。 デバイスを誤って指定すると、データやプログラムが消されたり、上書きされ たりすることがあります。 ThinkPadの始動デバイスの順序を変更する必要がある場合は、 「IBM BIOS Setup Utility」メニューから「Startup」を選択します。 注意: 始動デバイスを一時的に変更するには、システムをシャットダウンして ThinkPadの電源をオフにします。再びThinkPadの電源をオンにして、次のいず れかの操作を行います。この操作では、次回の起動からは通常の始動デバイス から始動します。 「To interrupt normal startup, press the blue Access IBM button」とい うメッセージが表示されたら、Access IBMボタンまたはEnter キーを押します。 「Startup」を選択してEnterキーを押すか、クリックしてください。または、 「To interrupt normal startup, press the blue Access IBM button」という メッセージが表示されたらF12キーを押します。 「Startup」項目を選択すると、以下のサブメニューが表示されます。 Boot Network 始動順序を変更する手順は、次のとおりです。 「Boot」または「Network」を選択し、Enterキーを押します。 「Boot」サブメニューは、電源ボタンをオンにしたときの始動デバイスの 優先順位を設定します。「Boot」サブメニューを参照してください。 「Network」サブメニューは、Wake on LAN(R)を使用してシステムを起動す るときの自動始動デバイスの順番を設定します。 Wake on LANは通常、LAN 管理者が社内ネットワークの中で、ThinkPadにリモート・アクセスするため に使用します。 「Network」サブメニューを参照してください。 最初に始動したいデバイスを選択します。 次のキーを使用して、BIOSがオペレーティング・システムの起動を試みるとき の順序を設定します。 F6 または F5 : デバイスを上または下に移動します。 x: 起動するデバイスを除外または組み込みます。 1: IBMで設定した始動順序で設定します。 F10キーを押して、変更事項を保存し、ThinkPadを再起動します。 「Boot」サブメニュー ご使用の ThinkPad上では、サブメニューにリストされる項目がここに示され ているものと異なる場合があります。実際に表示されるリストは、ご使用の ThinkPadに接続可能なデバイスを表示します。 例: Boot priority order: ←この項目に入ったものが始動の候補です 1: USB FDD: 2: Legacy Floppy Drives: 3: ATAPI CD0: 4: USB CD: 5: IDE HDD0: 6: PC LAN: 7: USB HDD: 8: IDE HDD1: Excluded from boot order: ←この項目のものは候補外となります : IDE HDD2: : ATAPI CD1: 上記リスト内の各デバイス・タイプは、インストールや接続の有無に関係無く 常に表示されます。デバイスが接続されている場合、実際のデバイス情報は デバイス・タイプの右側に表示されます。 この時表示される(PM)、(SM)は PM : IDE プライマリ・マスタ、SM : IDE セカンダリ・マスタ のことです。 * USBデバイスの始動優先順位 同種のUSBデバイスを複数個、取り付けた場合の優先順位はそのUSBコネクタ ーの場所によって決まります。 以下のように順位付けされています。 1. ドッキングステーション側USBポート1 2. ドッキングステーション側USBポート2 3. ドッキングステーション側USBポート3 4. ドッキングステーション側USBポート4 5. ThinkPad T4x/R5x本体の下側USBポート 6. ThinkPad T4x/R5x本体の上側USBポート ポートリプリケータにもUSBポートがありますが、この場合は以下のように なります。 1. ポートリプリケータ側USBポート 2. ThinkPad T4x/R5x本体の下側USBポート 3. ThinkPad T4x/R5x本体の上側USBポート 本体だけの場合、上下のポートの関係は上記に準じます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 外付けディスプレイと液晶ディスプレイとの表示切替 バージョン 3.0より前のBIOSでは、液晶ディスプレイと外付けディスプレイと の表示切替時に画面の解像度をそれぞれ別の設定にできていましたが、バージ ョン3.0以降のBIOSでは、同一の設定しかできません。 これにより、外付けディスプレイ画面の解像度を液晶ディスプレイよりも高い 解像度に設定していると、画面表示を液晶ディスプレイに切り替えた場合に拡 張デスクトップの表示となります。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− Windows 98 Second Edition環境で更新作業をする場合 Windows 98 Second Edition環境でBIOSを更新する場合、先に「Windows 98 Second Edition Shutdown Supplement」をMicrosoft社のWebサイトからダウ ンロードしてシステムに導入しておくことをお勧めします。 このプログラムと関連情報は次の場所にあります(2003年3月24日現在)。 (マイクロソフト サポート技術情報 - 旧文書番号 JP239887) http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;239887 1. 上の文書を開いたら、文書リンク http://www.microsoft.com/japan/win98/downloads/shutdown.htm をクリックします。 2. 画面を移動し、「PC/AT互換機(DOS/V)版をご利用の方はこちらをご利用 ください。」をクリックします。 3. 画面にしたがってファイルをダウンロードします。 4. ダウンロードしたファイルを実行します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 制限事項 (ThinkPad T41, T41p, T42, T42pに関して) パスワード設定時にパスフレーズ(Passphrase: 言葉と言葉の間にスペースを 入れた言い回し。最大64文字までの英数字を指定可能)を使用できるようにな りましたが、この機能はWindows 2000, Windows XPでのみサポートされます。 Windows 98, Windows NT 4.0, OS/2はサポートしません。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 技術情報 (専門的な内容ですので、必要な方のみご利用ください) メモリー空間の情報: <予約領域> コンベンショナル・メモリー内の次のメモリー空間は、BIOSその他によって あらかじめ予約され、使用できません。 C0000-CFFFF : ビデオBIOS D0000-D3FFF : イーサネット用オプションROM (*5) DC000-DFFFF : USB BIOS (*6) E0000-FFFFF : システムBIOS (注意) *5:「Internal Network Option ROM」の設定を「使用不可(Disabled)」に すると、使用可能な領域となります。 (「IBM BIOS Setup Utility」メニューの Config -> Network -> 「Internal Network Option ROM」オプション) この場合、WakeOnLAN機能とPXE起動の機能は使用できません。 *6:「USB BIOS Support」の設定を「使用不可(Disabled)」にすると、使 用可能な領域となります。 (「IBM BIOS Setup Utility」メニューの Config -> USB -> 「USB BIOS Support」オプション) 使用不可にしても、USB機器をWindowsで使用することはできます。 <使用可能な領域> 次のメモリー空間は、EMM386等のメモリー・マネージャで使用可能です。 D4000-DBFFF 但し、オペレーティング・システムによっては、上記の使用可能な領域から CardBusコントローラその他用にメモリー空間を割り当ててしまいます。 そのアドレスとサイズは、オペレーティング・システムの仕様により異なり ます。 上記で示された情報は、今回提供したBIOSのバージョンでのみ有効です。また 将来のBIOSの更新によって変わる可能性があり、保証するものではありません。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 商標 * ThinkPad は、Lenovo の米国での登録商標です。 * IBM および OS/2 は、IBM Corporation の登録商標です。 * Intel および Pentium は、Intel Corporation の登録商標です。 * Microsoft, Windows および Windows NT は、Microsoft Corporation の 登録商標です。 その他の社名、製品名、サービス名は、他社の登録商標、商標またはサービス マークです。