−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ソフトウェア名 ThinkPad プレゼンテーション・ディレクター 対象機種 ThinkPad A31, A31p ThinkPad G40, G41 ThinkPad G50 ThinkPad R32 ThinkPad R40, R40e ThinkPad R50, R50e, R50p, R51, R51e, R52 ThinkPad T23 ThinkPad T30 ThinkPad T40, T40p, T41, T41p, T42, T42p, T43, T43p ThinkPad X30, X31, X32 ThinkPad X40, X41, X41 Tablet ThinkPad Z60m, Z60t (日本での未発表製品も含みます) 対応OS Microsoft Windows XP Home Edition, Professional Microsoft Windows XP Tablet PC Edition 2005 Microsoft Windows 2000 どの機種がどのオペレーティング・システムをサポートして いるかは、製品カタログや発表レター等でご確認ください。 バージョン 2.57 発行日 2007年5月15日 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ソフトウェアの役割 ThinkPad プレゼンテーション・ディレクターは、ThinkPad用のディスプレ イ構成ユーティリティーで、プレゼンテーションおよびディスプレイ設定を 作成、管理、および適用することができます。これらの設定には、オンスク リーン表示メニューを通じてアクセスできます。このメニューは、キーボー ド上の FnとF7キーを組み合わせて押すと表示されます(Fn+F7 オンスクリー ン機能)。 すでにこのソフトウェアがインストールされている場合は、ソフトウェアを 更新(上書きインストール)することで問題の解決や機能の追加、拡張ができ ます。 プレゼンテーション・ディレクターの動作に必要なそのほかのパッケージに ついては、「注意事項」のセクションを参照してください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 今回の変更内容 バージョン 2.57 [重要な変更] −今後、次の機種はプレゼンテーション・ディレクター バージョン3.02以降 でサポートされます。 −ThinkPad R60, R60e −ThinkPad T60, T60p −ThinkPad X60, X60s, X60 Tablet −ThinkPad Z61e, Z61m, Z61p, Z61t [新機能または機能の拡張] −「発表者ツールの設定」設定を導入直後に、Fn+F7 オンスクリーン・ディス プレイのメニューに表示する。 [問題の解決] −解像度を変更しない場合でもアイコンの位置がXGAのサイズに変更になる。 −外付けディスプレイの解像度がコンピューターの液晶画面の解像度よりも大 きい時に、キャプチャ機能がエラーになる。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− バージョンの確認方法 1. プレゼンテーション・ディレクターを起動します。 2.「プレゼンテーション・ディレクターの設定を管理する」画面の「設定の 作成...」をクリックします。 プレゼンテーション・ディレクター・ウィザードの最初の画面が表示さ れます。 3. その画面にバージョン情報が表示されます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 注意事項 −Fn+F7 オンスクリーン機能を利用するには、次のパッケージもインストール する必要があります。 −ThinkPad 省電力ドライバー バージョン 1.21 以降 −ThinkPad オン・スクリーン・ディスプレイ バージョン 3.00 以降 (このプログラムは、ThinkPad ホットキー機能 パッケージ バージョン 1.02.0271 以降に含まれます) −「ユーティリティ・パッケージ」バージョン 1.24 またはそれ以前をインス トール済みの場合は、次のバージョンに更新する事をお勧めします。 −ThinkPad 機能設定 パッケージ バージョン 1.30 以降 −ThinkPad バッテリー省電力機能設定 パッケージ バージョン 1.30 以降 −ThinkPad EasyEject ユーティリティ バージョン 1.30 以降 −ソフトウェアをアンインストールしてから新しいバージョンをインストール する場合は、アンインストール後一度コンピューターを再起動してください。 −ThinkPad T23でFn+F7 オンスクリーン機能を使用するには、BIOSを次のバー ジョンに更新する必要があります。 −BIOS バージョン 1.15 (1AET59WW) 以降 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− インストールの方法 (注意) 現在問題なくシステムをお使い頂いている場合は、必ずしもソフトウェアを 更新(上書きインストール)する必要はありません。そのままお使いください。 更新する必要があるかどうかの判断は、「バージョン情報」の章を参照して ください。 手動インストール WindowsのInternet Explorerを使用する場合を例に説明しています。 (ファイルのダウンロード) 1. Internet Explorerで、インターネット上の目的のファイルをクリックし ます。 2.「ファイルのダウンロード」画面で、「保存」をクリックします。 3.「保存する場所」で「デスクトップ」を選択します。 または他の好きな場所を「保存する場所」で選択します。 4.「保存」をクリックし、画面に従いファイルを一時的に保存してファイル のダウンロードを完了します。 (ファイルの解凍) 5. Windows のデスクトップ画面を表示します。 または、手順 3.で指定した保存場所をエクスプローラで開きます。 6. 手順 4.で一時的に保存したファイルをダブルクリックします。 7.「ファイルの保存場所」画面で、「ファイルを保存するフォルダ」欄に表 示されたフォルダ名を確認・メモしておきます。 8.「次へ」をクリックします。 9.「完了」をクリックし、ファイルの解凍を完了します。 (インストール) 10. アドミニストレーター特権をもつユーザーIDでログオンしていることを 確認します。 11. エクスプローラを起動し、手順 7.で確認したフォルダを開きます。 12. SETUP ファイルをダブルクリックします。 13. 画面の指示に従いインストールを完了し、コンピューターを再起動しま す。 これで全ての作業は完了です。 最後に、手順 4.で一時的に保存したファイルを削除しておきます。 コマンド・ラインによるインストール (Unattended インストール) この方法は、システム管理者のみが使用します。 −「手動インストール」の章を参照して、ファイルのダウンロードと解凍を 行います。 − -S -SMS オプションを追加してコマンド・ラインで SETUP.EXE を実行し ます。 (例) [パッケージを展開した先のパス]\SETUP -S -SMS −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− バージョン情報 (日本での未発表製品/未発表バージョンも含みます) 現在までに次のバージョンが提供されています。 バージョン 内容 ---------- ----------- 2.57 第24版 2.56 第23版 2.55 第22版 2.54 第21版 2.53 第20版 2.52 第19版 2.41b 第18版 2.40b 第17版 2.40 第16版 2.34 第15版 2.33 第14版 2.32 第13版 2.31 第12版 2.30 第11版 2.22 第10版 2.21 第 9版 2.20 第 8版 2.12 第 7版 2.11 第 6版 2.10 第 5版 2.02 第 4版 2.01 第 3版 2.00a 第 2版 2.00 第 1版 ソフトウェアのバージョンを確認するには、「バージョンの確認方法」の章 を参照してください。 問題解決/変更の概要 (略語) < > バージョンを示します。 [重要] 重要な変更を示します。 (新) 新機能または機能の拡張を示します。 (修) 問題の修正を示します。 <2.57> −[重要] 今後、次の機種はプレゼンテーション・ディレクター バージョン 3.02以降でサポートされます。 −ThinkPad R60, R60e −ThinkPad T60, T60p −ThinkPad X60, X60s, X60 Tablet −ThinkPad Z61e, Z61m, Z61p, Z61t −(新)「発表者ツールの設定」設定を導入直後に、Fn+F7 オンスクリーン ディスプレイのメニューに表示する。 −(修) 解像度を変更しない場合でもアイコンの位置がXGAのサイズに変更になる。 −(修) 外付けディスプレイの解像度がコンピューターの液晶画面の解像度よ りも大きい時に、キャプチャ機能がエラーになる。 <2.56> −(新) Microsoft PowerPointの発表者ツールを利用する「発表者ツールの設 定」設定とオプションの追加。 注:Microsoft Office 2003, XP, 2007のどれかのPowerPointがインス トールされている必要があります 注:導入直後はFn+F7 オンスクリーン・ディスプレイのメニュー表示 はオフになっています。プレゼンテーション・ディレクターのメ イン画面で表示をオンに変更できます。 <2.55> −(新) ThinkPad X60 Tabletのサポート。 −(修) Tablet PCでローテーション中にディスプレイの切り替えが出来ない。 <2.54> −(修) 幾つかの言語でLenovoワイヤレス・プロジェクタの設定が間違ってい た。 −(修) ThinkPad X60/X60sで外部ディスプレイへの切り替えが失敗する場合が ある。問題の修正には、ThinkPad X60/X60sのBIOSバージョン1.09 (7BET49WW) 以降が必要です。 <2.53> −(新) ThinkPad G50のサポート。 −(新) ThinkPad Z61pのサポート。 −(新) 外部ディスプレイの構成に4つのワイド・スクリーンの解像度を追加。 (1280x768,1280x800,1440x900,1680x1050,1920x1200) 注: 構成可能な解像度は、ThinkPadのモデルと外部ディスプレイの み合わせで異なり、構成できない場合があります。 −(修) Intelビデオ・ドライバー (ThinkPad X60)で拡張デスクトップの構成 に失敗する。 −(修) このディスプレイ設定を即時に適用に、空の設定が表示される。 <2.52> −(新) ThinkPad R60のサポート。 −(新) ThinkPad R60eのサポート。 −(新) ThinkPad Z61tのサポート。 −(新) ThinkPad Z61mのサポート。 −(新) ThinkPad Z61eのサポート。 −(新) Lenovoワイヤレス・プロジェクタのソフトウェアがインストールされ ると、その設定をメニューに表示する。 −(修) NPDDIF.DLLがデバッグ文字列を出力する。 <2.41b> −(修) ヘブライ語のOSでボタンが重なる。 −(新) IBMTPI.XML ファイルをSWI.XMLに変更。 −(新) Intel ビデオとDVIモニターの組み合わせのサポート (DVI接続をサポ ートするシステムのみ)。 −(新) 中国語(簡体中文、繁体中文)、韓国語のサポート。 −(新) ThinkPad T60のサポート。 −(新) ThinkPad T60pのサポート。 −(新) ThinkPad X60のサポート。 −(新) ThinkPad X60sのサポート。 <2.40b> −(新) フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語のサポート。 −(新) デンマーク語、フィンランド語、オランダ語、ノルウェー語、スウェ ーデン語のサポート。 <2.40> −(新) ThinkPad R51eのサポート。 −(新) ThinkPad Z60tのサポート。 −(新) ThinkPad Z60mのサポート。 −(新) プログラムフォルダーが[Access IBM]から[ThinkVantage]に変更。 −(新) プログラムアイコンの変更。 −(新) ThinkVantage プロダクティビティ・センターへのメニュの追加。 <2.34> −(新) ThinkPad X41 Tabletのサポート。 <2.33> −(修) スタンバイ、休止状態に入るときにエラーを表示する。 −(新) ThinkPad T43のサポート。 −(新) ThinkPad T43pのサポート。 −(新) ThinkPad R52のサポート。 −(新) ThinkPad X32のサポート。 −(新) ThinkPad X41のサポート。 <2.32> −(修) ThinkPad G41のWindows 2000でリフレッシュレートが60Hzしか選べな い。問題の修正にはIBM ThinkPad Display Driver (NVIDIA GeForce FX Go5200)のバージョン6.2.2.7以降が必要です。 <2.31> −(修) TVのオプションでNTSCが選ばれているのにPALと表示する。 −(修)「デスクトップの壁紙を変更する」オプションの「拡大して表示」が動 作しない。 −(新) 初期設定の画面の色をプリロードの初期値と同様に32bitから16bitに 変更。 −(新) ThinkPad G41のサポート。 <2.30> −(新) VGA モニターとDVIモニターの組み合わせのサポート (DVIモニターを サポートするモデルのみ)。 −(新) 一部のユーザーインターフェースの改善。 −(新) ThinkPad R50eのサポート。 −(新) ThinkPad R51のサポート。 −(新) ThinkPad T42のサポート。 −(新) ThinkPad T42pのサポート。 <2.22> −(新) ThinkPad X40のサポート。 <2.21> −(新) ThinkPad T41pのサポート。 −(新) ThinkPad R50pのサポート。 −(修) TVのPAL/NTSCの切り替えに失敗する。 −(修) アプリケーションのサイズを不適切に変更する。 −(修) Fn+F7メニュ表示の「通常のディスプレイ設定」のチェックボックスが 外れる。 <2.20> −(新) ThinkPadソフトウェア導入支援プログラム バージョン 2.0 (Web対応 版)のサポート。 −(新) ThinkPad T41のサポート。 −(新) ThinkPad R50のサポート。 −(新) DVI 接続のサポート (DVI接続をサポートするシステムのみ)。 −(新) プレゼンテーション設定のインポート・イクスポート機能。 −(新) ThinkLightのオン・オフ, デスクトップの壁紙変更オプション。 −(新) 拡張デスクトップ位置の変更オプション。 <2.12> −(修) ThinkPad X30で外部ディスプレイの設定がSXGA 75Hz以上の場合切り替 えに失敗する。 −(修) 設定の名前でヨーロッパの固有文字の大文字と小文字が区別されない。 −(修) 上書きインストールで不必要な設定が作られる場合がある。 −(新) ThinkPad G40のサポート。 −(新) ThinkPad R40e Windows 2000のサポート。 <2.11> −(修) ThinkPad X30でThinkPad液晶パネルと外部ディスプレイの同時表示の 設定が新しく作れない。 <2.10> −(新) ThinkPad T40のサポート。 −(新) ThinkPad X31のサポート。 −(新) ThinkPad R40eのサポート。 −(新) ユーザーインターフェースの変更: −「設定」の上下, 「適用」, 「キャプチャー」, 「ヘルプ」ボタンの追加。 −アイコンの変更。 −[Fn+F7 設定] ダイアログボックスの追加。 −(新)「設定」の名前の変更機能の追加。 −(新)「設定」の順番を入れ替える機能の追加。 −(新)「通常のディスプレイ設定」とキャプチャー機能の追加。 現在使用しているディスプレイ設定を取り込み、「通常のディスプレ イ設定」と呼ばれる特別な設定として保存できます。同時にデスクト ップアイコンの位置も保存されます。 −(新) ヘルプ機能の追加。 −(新) クリーンデスクトップの時にはデスクトップの壁紙を隠す機能を追加。 −(修) ThinkPad 機能設定ユーティリティがv1.2xの時にハングする。 <2.02> −(新) ThinkPad T23のサポート。 <2.01> −(新) ThinkPad R40のサポート。 −(新) プログラムフォルダーが[ThinkPad]->[ThinkPad ユーティリティ]から [Access IBM]に変更。 −(新) ウイザードの背景のビットマップの変更。 −(新) Fn+F7を初めて押したときに表示されるFn+F7機能設定パネルの削除。 −(新) プレゼンテーション用の初期設定値を電源電力機能が働かないように 変更。 −(修) SXGA+ の液晶画面の ThinkPad で切り替えに失敗する。 −(修) 上書き導入のときにタスクトレイの設定が変わってしまう。 <2.00a> −(新) 初期値の変更。以下が初期値になった。 ThinkPad Axx上でプレゼンテーション・ディレクターから同時表示の 設定にすると、LCD側はスクリーン・エクスパンジョンによる全面表示 にならずに、選択した解像度のままで表示される。 −(修) ThinkPad Axxで、CRTのみに表示した状態でプレゼンテーション・ディ レクターを起動すると、LCDのリフレッシュレートの設定が正しく動作 しない。 −(修) 初期状態で存在する設定の内容を変更した後で上書き導入を行うと、 その設定の内容が失われてしまう。 <2.00> −(新) (第1版) Fn+F7機能のサポート。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 商標 * ThinkPad および ThinkVantage は、Lenovo の登録商標です。 * IBM は、IBM Corporation の登録商標です。 * Microsoft, PowerPoint および Windows は、Microsoft Corporation の 登録商標です。 その他の社名、製品名、サービス名は、他社の登録商標、商標またはサービス マークです。