********************************************************************* * IBM ServeRAID Windows NT, Windows 2000, Windows XP, and * * Windows Server 2003 Update * * README.TXT * * Version 7.00 * ********************************************************************* 目次 ____ 1.0 概要 2.0 変更の履歴 2.1 ServeRAID ファミリー 6.11 から 7.00 へ 2.2 ServeRAID ファミリー 6.10 から 6.11 へ 2.3 ServeRAID ファミリー 6.00 から 6.10 へ 2.4 ServeRAID ファミリー 5.11 から 6.00 へ 2.5 ServeRAID ファミリー 5.10 から 5.11 へ 2.6 ServeRAID ファミリー 4.84 から 5.10 へ 2.7 ServeRAID ファミリー 4.80 から 4.84 へ 3.0 インストールおよびセットアップ手順 3.1 BIOS およびファームウェアの更新 3.2 論理ドライブの作成 3.3 デバイス・ドライバーのインストールと更新 3.4 ServeRAID マネージャーのインストール 3.5 IPSSEND コマンドライン・プログラムのインストール 3.6 AACCLI コマンドライン・プログラムのインストール 3.7 クラスター・ソフトウェアの Windows NT と Windows 2000 へのインストール 4.0 トラブルシューティング・ヒント集 4.1 一般事項 4.2 ボリュームセット・ユーティリティーの問題 4.3 フェールオーバー 4.4 マイクロソフト クラスターサーバー (MSCS) 4.5 Windows NT 4.0 から Windows 2000 へのアップグレード 4.6 ドライバーの更新について 5.0 Web サイトおよびサポート電話番号 6.0 商標および特記事項 7.0 Disclaimer 1.0 概要 _________ 注: この README は、 IBM ServeRAID-7t SATA コントローラー、 IBM ServeRAID-6i Ultra320 SCSI コントローラー、 IBM ServeRAID-6M Ultra320 SCSI コントローラー、 IBM ServeRAID-5i Ultra320 SCSI コントローラー、 IBM ServeRAID-4H Ultra160 SCSI コントローラー、 IBM ServeRAID-4M Ultra160 SCSI コントローラー、 IBM ServeRAID-4Mx Ultra160 SCSI コントローラー、 IBM ServeRAID-4L Ultra160 SCSI コントローラー、および IBM ServeRAID-4Lx Ultra160 SCSI コントローラー(以下では IBM ServeRAID-4 Ultra160 SCSI コントローラーと呼びます)の インストールおよび構成に必要な情報を提供します。 この README の各ステップに従って、ServeRAID コントローラーのソフト ウェアを最新のものにしてください。 ServeRAID 7.00 リリースのコードは以下のレベルのファームウェアを 含みます: o ServeRAID-7t SATA コントローラーに対してはレベル 4.1 の ファームウェア o ServeRAID-6M、ServeRAID-6i、及び ServeRAID-5i Ultra320 SCSI コントローラーに対してはレベル 7.00 のファームウェア o ServeRAID-4M/4L/4Mx/4Lx/4H Ultra160 SCSI コントローラーに対しては レベル 7.00 のファームウェア o ServeRAID-3H/3HB Ultra2 SCSI コントローラーおよび ServeRAID-3L Ultra2 SCSI コントローラーに対してはレベル 6.10.24 のファームウェア o ServeRAID-II Ultra SCSI コントローラーに対してはレベル 2.88 の ファームウェア o IBM PC Server 330 および IBM Netfinity 5500 のシステム・ボード上の ServeRAID コントローラーに対してはレベル 2.88 のファームウェア o ServeRAID アダプターに対してはレベル 2.25 のファームウェア 論理ドライブを作成するには "IBM ServeRAID Support" CD が必要です。 この CD は ServeRAID コントローラーに付属しており、また IBM Support Web サイトから ISO イメージをダウンロードすることが出来ます。ISO イメージから CD を作成する方法に関しては、CD-ROM ライターに付属の マニュアルを参照してください。CD ライターがなく、この CD を紛失、 破損した場合、または CD が不良品である場合は IBM のヘルプ・セン ターに代わりの "IBM ServeRAID Support" CD をお求めください。 2.0 変更の履歴 ______________ 2.1 ServeRAID ファミリー 6.11 から 7.00 へ ___________________________________________ o ServeRAID-7t SATA コントローラーのサポート o 新たに次のオペレーティング・システムをサポート: + Microsoft Windows Server 2003, Web Edition + Microsoft Windows Server 2003 for 64-Bit Extended Systems + Novell NetWare 6.5 (注) + Red Hat Enterprise Linux AS 3 for Intel and AMD 32-bit kernels + Red Hat Enterprise Linux AS 3 for AMD 64-bit kernels + SuSE Linux Professional 9.0 for Intel and AMD kernels (注) 注:これらは、ServeRAID 日本語版ではサポートされていません。 o ServeRAID マネージャーの機能拡張: - エンタープライズ表示、物理デバイス表示、論理デバイス表示による 新しい外観のユーザー・インターフェース - ServeRAID-7t SATA コントローラーの構成ウィザード - ServeRAID-7t SATA コントローラーで次の新しい RAID タイプのサポート: + シンプル・ボリューム + RAID ボリューム + スパン・ボリューム - SNMP トラップ・マネージャーは、SNMP サブ・エージェントを使って "trap" と "get" をサポートする新しい SNMP ソリューションに置き 換えられました。新しい SNMP サブ・エージェントは OS 特有の SNMP 機能と密接に連携いたします。 注意: インストールと構成手順については、ServeRAID ユーザーズ・ リファレンスをご覧下さい。 o IPSSEND と同様な機能を持つ AACCLI コマンドライン・ツールが ServeRAID-7t SATA コントローラー用に提供されました。 o OpenServer 5.07 で論理ドライブをパーティションに分ける際の問題が 修正されました。 o LSI の PFA 処理が修正されました。自動 PFA アラートを使用可能にする為、 情報例外管理(Information Exceptions Control)モード・ページの MRIE フィールドの4以外の値に対してモニターして適切な値に変更されます。 o AMD64 版の SuSE Linux Enterprise Server 8 上の ServeRAID-6M コントローラーの問題が修正されました。6GBのメモリーを持った システムでコントローラーが断続的にエラーになることはなくなります。 o AMD64 版の Microsoft Windows 2003 にデバイス・ドライバーのインス トールが失敗する問題が修正されました。 o x225 サーバーにおいて ServeRAID-5i が隣のスロット5にある33MHz アダプターによって強制的に33MHzで動作するようになった場合の 断続的にPOSTが停止するという問題が修正されました。 o SuSe Linux 9.0 に内蔵されている ServeRAID のドライバーがインストール の際に認識されない問題が修正されました。 o ServeRAID ユーザーズ・リファレンスの Advanced BIOS 設定に関する記述 の問題が修正されました。 Mini-Configuration プログラムの説明は拡張 設定をそれぞれ詳細に説明いたします。 2.2 ServeRAID ファミリー 6.10 から 6.11 へ ___________________________________________ o 新たに次のオペレーティング・システムをサポート: + Red Hat Enterprise Linux AS2.1 ( Intel 64-bit (Itanium) 版) o AMD64 版の SuSE Linux Enterprise Server 8 での内蔵 RAID コントローラー (LSI 1030 など) のサポート o nVidia ビデオ・アダプターを持ったシステムで IBM ServeRAID Support CD がブートできない問題が修正されました。 o スパン・アレイ構成のインポートに関する問題が修正されました。 o テープ・ドライブのファームウェアの更新に関する問題が修正されました。 o Red Hat Enterprise Linux AS2.1 Quarterly Update 2 (QU2) において ServeRAID-6i コントローラーがドライブを認識しない問題が修正されました。 o 以下のオペレーティング・システムにおいて ServeRAID マネージャーの 日本語表示はサポートされなくなりました。システムのロケールを英語 にしてから ServeRAID マネージャーを起動して下さい。 o ServeRAID マネージャーの日本語表示は、以下のオペレーティング・システム でサポートされなくなりました。システムのロケールを英語にしてから ServeRAID マネージャーを起動して下さい。 + IBM OS/2 Warp Server for e-business + Novell NetWare + SCO UnixWare 及び Open UNIX o IPSSEND と IPSMOM コマンドライン・プログラムの日本語版はサポートされ なくなりました。 2.3 ServeRAID ファミリー 6.00 から 6.10 へ ___________________________________________ o ServeRAID-6i Ultra320 SCSI コントローラーのサポート o 次のオペレーティング・システムを新しくサポートしました: + Red Hat Linux 9.0 + Red Hat Enterprise Linux AS2.1 ( Intel 及び AMD カーネル) + SuSE Linux Enterprise Server 8 (注) + Turbolinux Enterprise Server 8 (注) 注:これらの Linux 上の ServeRAID Manager で日本語を表示するには、 リコー(株)の日本語 TrueType フォントをインストールしておく 必要があります。 o Windows と Netware オペレーティングシステムでは16台の ServeRAID コントローラーがサポートされます。他のオペレーティングシステム では12台の ServeRAID コントローラーがサポートされます。 o ServeRAID マネージャーの機能拡張: - 新たにタスク・スケジューラーとタスク・マネージャーが ServeRAID マネージャー・エージェントに加わりました。この 機能を使うと、論理ドライブの移行や同期のような時間のかかる 操作を都合の良い日時に予約することが出来ます。 - 「ユーザー設定の変更」に「表示のオプション」が加わりました。 この機能を使うと ServeRAID マネージャー・オブジェクトのソート 条件を選択したり、ディスクの容量の単位(GB か MB)を選択できます。 - ServeRAID マネージャー・エージェントが使うリモート・アクセス・ ポート番号を構成ファイル(RaidAgnt.pps)に設定できます。この オプションは「ユーザーの設定」メニューから削除されました。 - コントローラーのメニューからコピーバックを使用可能または 使用不可にする機能が加わりました。コピーバックを使用可能に すると、アレイの故障したドライブを交換した後に論理ドライブ を元と同じ構成に復元できます。 - 故障したドライブを取り出してまた入れることなく論理ドライブ の同期をする機能が加わりました。 - コントローラーのメニューから不在モードを使用可能または使用 不可にできる機能が加わりました。このオプションはクラスター・ アクションのメニューから移されました。 o IPSSEND コマンドは以下の機能を新たにサポートします。 - SET REBUILDRATE (DOS 版のみ) - GETCONFIG (FRU 情報を表示) - GETEVENT DDD (無効ドライブのログを表示) - SET COPYBACK (コピーバック・モードの設定) - GETBST (不良ストライプ・テーブル・エントリーの表示) o ServeRAID-3HB コントローラーのバッテリー・バクアップ・キャッシュ にエラーが起きてパフォーマンスが悪くなる問題が修正されました。 o ServeRAID-4L と ServeRAID-4Lx コントローラーで BIOS とファームウェア が同時にフラッシュ・メモリーにアクセスしようとした時に起きる競合の 問題が修正されました。 システムはファームウェアより先に ROM BIOS に問い合わせをします。 2.4 ServeRAID ファミリー 5.11 から 6.00 へ ___________________________________________ o 新しい IBM ServeRAID-6M Ultra320 SCSI コントローラーのサポート o 次のオペレーティング・システムを新しくサポートしました: + Microsoft Windows Server 2003 Standard Edition と Enterprise Edition + Microsoft Windows Server 2003 Enterprise Edition for 64 ビット Servers + Red Hat Linux 8.0 o SCO UnixWare(旧カルデラ UnixWare) と SCO OpenUNIX(旧カルデラ OpenUNIX) のサポート o ServeRAID マネージャーの機能拡張: - システムイベントをユーザーに知らせる ServeRAID マネージャー エージェントの Email 通知マネージャー。 - エクスプレス構成またはカスタム構成において論理ドライブを初期化できる ようになりました。これにより、このオプションはユーザー設定の変更 ダイアログから落とされました。 - 警告や異常イベントを Windows または Unix システム のイベントログ に取る機能が追加されました。ServeRAID マネージャー・エージェントを 使ってイベントログを使用可能または不可にして下さい。 - スパン・アレイを作るプロセスが簡略化されました。 - ServeRAID マネージャーの機能を操作し易くするために幾つかのアクション メニューを再編成いたしました。 o 論理ドライブの容量の上限を新たに2テラ・バイトにいたしました。 o ServeRAID-6M, ServerRAID-4L, ServerRAID-4Lx, ServeRAID-4M, ServeRAID-4Mx コントローラーで、RAID レベル 5EE 論理ドライブがサポートされました。 o (Windows NT、Windows 2000 に限る) フェイルオーバーのデバイス・ドライバー は自動でインストールされないようになりました。 まず Windows のデバイス・ドライバーをインストールしてからフェイル オーバーのデバイス・ドライバーをインストールしてください。 o OS/2 のシャットダウンでデータが破壊される問題が修正されました。 修正されたドライバーは、二段階のシャットダウン処理をいたします。 第一段階では、ファームウェアに対してフラッシュ・キャッシュ・コマンド を実行します。第二段階ではファームウェアがフラッシュを完了するのを 8秒待ってから、シャットダウンに移ります。 o ファイルオーバーしてサーバーが再起動される時にクラスター・ドライブが 無効ドライブとされてしまう問題が修正されました。 2.5 ServeRAID ファミリー 5.10 から 5.11 へ ___________________________________________ o ServeRAID-3H/3HB コントローラーのキャッシュ・フラッシュ問題が 修正されました。この問題は次の場合に起こりました。 (1) アレイにライト・バック・モードの RAID レベル 5 論理ドライブ があり、 (2) ドライブへのフラッシュ中にそのドライブが無効になり、 (3) そのドライブの同じセクターに別のフラッシュ要求がなされた 後にコントローラーがリセットされた。 データの信頼性を高めるためにこの修正がファームウェアになされ ました。 o x345 システムのスロット4、5、または6に ServeRAID-4M/4L/4Mx/4Lx をインストールした場合、PCI バス・スキャンの最中に不定期に起きる システム・ハングが修正されました。 2.6 ServeRAID ファミリー 4.84 から 5.10 へ ___________________________________________ o 新しい IBM ServeRAID-5i Ultra320 SCSI コントローラーのサポート o 次のオペレーティング・システムのサポート: + Novell NetWare 6.0 + Caldera Open UNIX 8.0.0 + Red Hat Linux 7.2 and 7.3 + Turbolinux 7.0 o BIOS、ファームウェア、デバイス・ドライバーのバージョンが一致 しない場合にアラートを発生させるイベント機構が追加されました。 o クリティカルで致命的なイベントが起きた場合のオーディオ・アラーム の機能が ServeRAID マネージャー・エージェントに追加されました。 o Windows オペレーティング・システム用のフェール・オーバー  デバイス・ドライバーのインストールがオプションになりました。 o ServeRAID マネージャーの「テスト・トラップを送信」の問題が修正 されました。Tivoli Netview のようないくつかの管理プログラムは、 「テスト・トラップ」を認識出来ませんでした。 o 1テラ・バイト程度かそれ以上のサイズの大きさのアレイを定義する 場合に ServeRAID マネージャーの構成ウィザードにあった問題が修正 されました。このような大きいアレイに対して間違った論理ドライブの 容量が表示されていました。 o UnixWare/Open UNIX で 4GB メモリー・アドレッシングが有効にされた 場合に、デバイスドライバーが 64ビット DMA リクエストを処理でき なかった問題が修正されました。 o (Windows NT、Windows 2000、ServeRAID-3 ファミリーに限る) クリティカルな RAID レベル 5 論理ドライブの「イベント ID 11」 が起きる条件が修正されました。 o (Windows NT、Windows 2000 に限る) 重い負荷のかかっている場合のリソースの制約の問題(イベント ID 11) が修正されました。 o クリティカルな RAID レベル 1 論理ドライブに対して余分に生成される エラー・ログを減らしました。 2.7 ServeRAID ファミリー 4.80 から 4.84 へ ___________________________________________ o (Windows NT、Windows 2000 に限る) ServeRAID のドライバーや他のハードウェアをタイムアウトさせる 事がわかっている遅延条件(イベント ID 11)が修正されました。 o (Windows NT のみ) ブルー・スクリーンの多発によりデータが破損 しかねません。 RAID レベル 5 構成で一台の物理ドライブが無効で ある時にブルー・スクリーンが起きると、まれな状況下でデータの 破壊が起きるかもしれません。 このような状況でのデータ破壊の 危険性を少なくするために、Windows NT デバイス・ドライバーは、 ブルー・スクリーンが起きた後に ServeRAID コントローラーをリ セットするのを遅らせます。 更に、以下の条件がすべて満たされた時にまれに起きるデータ破壊 を防ぐ修正がなされました。 - ServeRAID-3HB コントローラーに 4.70 か 4.80 のファームウェア とデバイス・ドライバーがインスロールされている。 - アレイに4台以上の物理ドライブが定義されている。 - アレイに 17 GB 以上の物理ドライブが定義されている。 - アレイに RAID レベル 5 の論理ドライブが定義されている。 - OS のシャットダウンをすることなくサーバーの電源を切られたか ブルー・スクリーンがおきた。 o テープ・バックアップまたは他のシングル・スレッド的な操作を 行っている時に ServeRAID コマンドのタイム・アウトにより発生 するシステム・ハンングまたはエラー・メッセージが修正されました。 この問題は SCO OpenServer で特に見られました。(OpenServer の コンソールに、"Unrecovered read error" が表示されます。) o (e-Server xSeries 360 に関して) "IBM ServeRAID 4.80 BIOS and Firmware Update (1 of 2)" ディスケットを ServeRAID-4H コントローラーで使用しているとファームウェアの更新が完了せず にサーバーがリスタートすることがある問題が修正されました。 o 1台の無効物理ドライブがある RAID レベル 5 の論理ドライブを ライト・バック・モードで使用している場合、幾つかのアプリケー ションのパフォーマンスは改善されました。 3.0 インストールおよびセットアップ手順 _______________________________________ 注意: オペレーティング・システムがすでに ServeRAID コントローラーの 上にインストールされている場合、BIOS とファームウェアを更新する 前に ServeRAID デバイス・ドライバーを更新して下さい。 詳細は、"IBM ServeRAID Support" CD の /BOOKS ディレクトリーに ある「IBM ServeRAID 及び Adaptec HostRAID デバイス・ドライバー インストール手順」(DEVDRV.PDF) を参照してください。 3.1 BIOS およびファームウェアの更新 ____________________________________ 注: o ServeRAID-6i、ServeRAID-6M、ServeRAID-5i と ServeRAID-4 コントローラーは SCSI CD-ROM をサポートいたしません。 o 一つまたはそれ以上の ServeRAID コントローラーがサーバーに ある状態で ServeRAID-6i、ServeRAID-6M、ServeRAID-5i または ServeRAID-4 をインストールするには、以下を実行してください: * ServeRAID 7.00 ソフトウェアを使用して既存のコントローラー のBIOS およびファームウェアを更新してください。 * サーバーにその新しいコントローラーをインストールして下さい。 1. "IBM ServeRAID Support" CD を CD-ROM ドライブに、または "IBM ServeRAID BIOS and Firmware Update" ディスケット(4 の 1)をディスケット・ドライブに挿入して、サーバーの電源を 入れてください。 注: ServeRAID BIOS が3.50 か、またはそれ以前のものであり、 "IBM ServeRAID Support" CD を始動開始モードで開始した 場合、ServeRAID ROM 更新ウィザードはハングすることが あります。これを避けるには、"IBM ServeRAID BIOS and Firmware" ディスケット(4 の 1)を使用して ServeRAID BIOS およびファームウェアを更新してください。 2. IBM ServeRAID ROM 更新ウィザードが開始したら、画面の手順に 従ってください。 3.2 論理ドライブの作成 _______________________ 注: o すでに ServeRAID コントローラーに論理ドライブが構成されている 場合はこのステップを飛ばしてください。 o ServeRAID コントローラーを使用するには、論理ドライブを作成する 必要があります。 1. "IBM ServeRAID Support" CD で BIOS およびファームウェアを更新後、 サーバーをリブートして下さい。 ServeRAID マネージャーが開始すると、 エクスプレス/カスタムの選択画面が表示されます。ServeRAID マネー ジャーに論理ドライブを自動的に作成させるには、エクスプレスを選択して 下さい。自分で論理ドライブを作成するには、カスタムを選択して下さい。 3.3 デバイス・ドライバーのインストールまたは更新 _________________________________________________ IBM ServeRAID コントローラー付属の "IBM ServeRAID Support" CD の中にある ServeRAID デバイス・ドライバーをインストールして ください。 "IBM ServeRAID Support" CD の /BOOKS ディレクトリーにある「IBM ServeRAID デバイス・ドライバー インストール手順」(DEVDRV.PDF) を参照してください。 IBM ServeRAID コントローラー付属の "IBM ServeRAID Support" CD の中に ある ServeRAID デバイス・ドライバーをインストールして下さい。 また、 "IBM ServeRAID Support" CD の /BOOKS ディレクトリーにある「IBM ServeRAID 及び Adaptec HostRAID デバイス・ドライバー インストール手順」(DEVDRV.PDF) を参照して下さい。 3.4 ServeRAID マネージャーのインストール _________________________________________ ServeRAID マネージャーを IBM ServeRAID コントローラー付属の "IBM ServeRAIDSupport" CD から、または IBM Support Web サイト からインストールしてください。 インストールの詳細については、"IBM ServeRAID Support" CD の /BOOKS ディレクトリーにある「IBM ServeRAID ユーザーズ・リファレンス」 (SRAID.PDF) を参照してください。 World Wide Web から ServeRAID マネージャーをインストールする には、次のようにしてください。 1. World Wide Web から Windows 版 ServeRAID マネージャー プログラムをダウンロードしてください。 2. ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストー ルを開始してください。 3. 画面の指示に従ってインストールを完了してください。 3.5 IPSSEND コマンドライン・プログラムのインストール _____________________________________________________ ServeRAID IPSSEND コマンドライン・プログラムを IBM ServeRAID コントローラー付属の "IBM ServeRAID Support" CD から、または IBM Support Web サイトからインストールしてください。 インストールの詳細については、"IBM ServeRAID Support" CD の /BOOKS ディレクトリーにある「IBM ServeRAID ユーザーズ・リファレンス」 (SRAID.PDF) を参照してください。 3.6 AACCLI コマンドライン・プログラムのインストール _____________________________________________________ ServeRAID-7t SATA コントローラーをお使いなら、AACCLI コマンドライン・ プログラムを "IBM ServeRAID Support" CD または IBM Support Web サイト からインストールしてください。 インストールの詳細については、"IBM ServeRAID Support" CD の /BOOKS ディレクトリーにある「IBM ServeRAID ユーザーズ・リファレンス」 (SRAID.PDF) を参照してください。 3.7 クラスター・ソフトウェアの Windows NT/Windows 2000へのインストール _______________________________________________________________________ "IBM ServeRAID Support" CD の /BOOKS ディレクトリーにある 「IBM ServeRAID ユーザーズ・リファレンス」(SRAID.PDF) を参照 してください。 このマニュアルには、マイクロソフトのクラスター・サービスの インストールについての詳細な情報が書かれています。 3.8 クラスター・ソフトウェアの Windows Server 2003 へのインストール ____________________________________________________________________ 注意: Windows Server 2003 に IBM ServeRAID Cluster Solution を インストールすることに関する追加情報については、IBM ServeRAID サポートのウェブ・サイトを参照してください。 以下の手順では、Server A は ServeRAID による共用デイスクがオンライン に構成されているものと仮定いたします。 1. Server A で Windows Server 2003 をブートします。 2. Server A で、「スタート -> 管理ツール -> コンピュータの管理 -> ディスクの管理」を選択してください。そして ServeRAID 共有ディスクのそれぞれに対して、ディスクサイズの区画を作成し て NTFS でフォーマットしてドライブ文字やボリューム・ラベル を割り当ててください。 3. シャットダウンして Server A を再起動してください。 4. Server A の Windows エクスプローラで、ServeRAID 共有ディスク 適切なドライブ文字とラベルを持っていることを確認してください。 5. Server A をシャットダウンします。 6. Server B で Windows Server 2003 をブートします。 7. IBM ServeRAID Support CD にある IPSHAHTO.EXE を Server B で 次のようにして実行します。 e:\win2003\cluster\support\ipshahto.exe ここで、e: は CD-ROM ドライブです。 8. Server B で、「スタート -> 管理ツール -> コンピュータの管理 -> ディスクの管理」を選択してください。そして Server A と 一致するようにドライブ文字を割り当てて下さい。(ドライブ文字 の割り当てをするのにボリューム・ラベルが参考になります。) 9. シャットダウンして Server B を再起動してください。 10. Server B の Windows エクスプローラで、ServeRAID 共有ディスク 適切なドライブ文字とラベルを持っていることを確認してください。 11. Server B で ServeRAID ディスクが全てオンラインになっている 状態で、IBM ServeRAID Support CD にある SETUP.EXE を 次のようにして実行します。 e:\win2003\cluster\SETUP.EXE ここで、e: は CD-ROM ドライブです。 SETUP プログラムは幾つかのファイルをコピーします。そして クラスター構成オプションを選ぶように問い合わせます。 「クラスターの新規作成」を選んでください。それにより、 クラスターを新規作成するためのクラスター構成ウィザードが 開始されます。 クラスターが作成されると SETUP プログラムは ServeRAID クラスター構成ウィザードを開始して Server B での クラスター構成の処理が完了します。 12. Server A をブートして IBM ServeRAID Support CD にある SETUP.EXE を次のようにして実行します。 e:\win2003\cluster\SETUP.EXE ここで、e: は CD-ROM ドライブです。 SETUP プログラムは幾つかのファイルをコピーします。そして クラスター構成オプションを選ぶように問い合わせます。 「既存のクラスターと結合する」を選んでください。それにより、 クラスター構成ウィザードが開始されます。クラスターの結合の 処理が完了すると SETUP プログラムは ServeRAID クラスター 構成ウィザードを開始してクラスター構成の処理が完了します。 3.9 クラスター・ソフトウェアの Windows 2000 から Windows Server 2003 へのアップグレード _____________________________________________________________________ 注意: Windows Server 2003 にしか存在しない VSS のようなソフトウェア を扱う情報については、Windows Server 2003 リリース・ノートを 参照してください。次善策として、サーバーのローカル管理者 グループに "Cluster Service Account" を追加して、サーバーを 再起動してください。 1. 両方のノードで Windows 2000 SP3 と最新の ServeRAID ソフトウェア が動いていることを確認してください。 2. クラスターのリソースを Server A に移動してください。 3. Server B で、"IBM ServeRAID Cluster Solution for Windows" ディスケットにある SETUP.EXE を実行して 「Windows Server 2003 用に ServeRAID ソフトウェアをアップグレードする」を 選んでください。 4. Server B を Windows Server 2003 にアップグレードします。 5. Server B で全ての ServeRAID ドライバー(ipsraidn と nfrd960)を ServeRAID ソフトウェア・レベル 6.10 以上にして下さい。 "IBM ServeRAID Support" CD の /BOOKS ディレクトリーにある 「IBM ServeRAID デバイス・ドライバー インストール手順」 (DEVDRV.PDF)を参照してください。 6. シャットダウンして Server B を再起動してください。 7. クラスターのリソースを Server B に移動してください。 8. Server A で、"IBM ServeRAID Cluster Solution for Windows" ディスケットにある SETUP.EXE を実行して 「Windows Server 2003 用に ServeRAID ソフトウェアをアップグレードする」を 選んでください。 9. Server A を Windows Server 2003 にアップグレードします。 10. Server A で全ての ServeRAID ドライバー(ipsraidn と nfrd960)を ServeRAID ソフトウェア・レベル 6.10 以上にして下さい。 11. シャットダウンして Server A を再起動してください。 クラスターのテストの準備は完了しました。 4.0 トラブルシューティング・ヒント集 ____________________________________ 4.1 一般事項 _____________ o ServeRAID-7t SATA コントローラーの ACU BIOS 構成ユーティリティーでは RAID ボリュームを作成できません。デスクトップまたは始動可能 CD から ServeRAID マネージャーを使って RAID ボリュームを作成して下さい。 o ServeRAID-4 ファミリーのコントローラーにおいて、まれに NVRAM が正しい構成値を持たなくなる事があります。このような場合、 "IBM ServeRAID Support" CD はプログラムはコントローラーと通信 できないことを示すウィンドウを表示します。 コントローラーを工場出荷時の設定に戻すには、Mini-Configuration プログラムをお使い下さい。Mini-Configuration プログラムの使用法に ついては、「IBM ServeRAID ユーザーズ・リファレンス」をご覧下さい。 o CD-ROM ドライブに "IBM ServeRAID Support" CD を挿入して サーバーを始動させると、以下の警告メッセージが表示される 場合があります: You passed an undefined mode number. Press to see video modes available, to continue or wait 30 secs "IBM ServeRAID Support" CD で始動するには、スペース・キーを 押してください。以下のようなメッセージが表示され、CD が開始 します: Uncompressing Linux... Ok, booting the kernel. o CD-ROM ドライブに "IBM ServeRAID Support" CD を挿入して サーバーを始動した際に、"boot:" プロンプトが表示される場合は、 以下の一つがCD の開始を妨げている可能性があります: o Caps Lock または Scroll Lock がセットされている。 o Shift または Alt キーが押されている。 ブート・プロンプトで を押して、"IBM ServeRAID Support" CDを開始してください。 o CD-ROM ドライブに "IBM ServeRAID Support" CD を挿入して サーバーを始動して、ServeRAID マネージャーが開始した後では、 CD を取り出すことができません。以下を実行してください: 1. サーバーの電源を切ってください。 2. サーバーの電源を入れてください。 3. CD-ROM ドライブのイジェクト・ボタンを押してください。 o ServeRAID-6i、ServeRAID-6M、ServeRAID-5i または ServeRAID-4 コントローラーに接続されている SCSI CD-ROM ドライブで問題が ある場合は、以下を行ってください: o 代わりに ServeRAID-3HB または ServeRAID-3L コントローラー を使用する。 o サーバーに IDE CD-ROM をインストールする。 ServeRAID-6i、ServeRAID-6M、ServeRAID-5i または ServeRAID-4 コントローラーは SCSI CD-ROM ドライブをサポートしません。 o 一つまたはそれ以上の既存の ServeRAID コントローラーがある状態 で ServeRAID-4 コントローラーをインストールした後、サーバーが 始動に失敗し POST コード EF10 を表示する場合は、以下を実行し てください: 1. ServeRAID-4 コントローラーをサーバーから外してください。 2. ServeRAID 7.00 のソフトウェアを使用して、既存のコントローラー の BIOS およびファームウェアを更新してください。 3. ServeRAID-4 コントローラーをサーバーにインストールして ください。 o プロテクト・モードで DOS アプリケーションを稼動する場合、 CONFIG.SYS に以下の行を追加しなくてはなりません: device=x:\himem.sys device=x:\emm386.exe NOEMS x は DOS がインストールされているドライブです。 o ご使用の Netfinity サーバーで、オペレーティング・システムが 3 回連続してブートに失敗するとシステム BIOS はプロセッサー・ キャッシュをオフにします。これが起きると、"IBM ServeRAID Support" CD は予期せぬ動作をします。この問題を解決するには、 システム BIOS に入ってプロセッサー・キャッシュを有効にし直し てください (またはデフォルトの設定をロードしてください)。シ ステム BIOS の入り方については、システムのドキュメントを参照 してください。 o IBM アクティブ PCI イジェクト・ウィザードが ServeRAID コント ローラの停止に失敗した場合、サーバーで稼動している ServeRAID マネージャー・サービスを停止してください。IBM アクティブ PCI イジェクト・ウィザードは以下のようなエラー・メッセージを表示 します: "プログラムがアクセスしているため、IBM ServeRAID アダプターを 停止することができません。" IBM ServeRAID コントローラーを正しく外すためには、以下を 実行してください: 1. DOS コマンド・プロンプトで、 以下を入力してください: NET STOP SERVERAIDMANAGERAGENT 2. IBM アクティブ PCI イジェクト・ウィザードから ServeRAID コントローラーを外してください。 3. DOS コマンド・プロンプトで、 以下を入力してください: NET START SERVERAIDMANAGERAGENT o ServeRAID マネージャー・プログラムを始動開始 CD (ブータブル CD) モードで 使用する場合は、Caps Lock キーは無効にされます。 o バージョン 5.11 以上の ServeRAID マネージャーのインストールが失敗した 場合、エラーを無視してプログラムをアンインストールしてサーバーを再始動 してからもう一度インストールしてください。 o ServeRAID マネージャーのインストール中に、エラー 1607 が出ることがまれに あります。この場合以下のことを確認してください。 1. Windows システムが OS/2 パーティションにドライブ文字を割り当てて いないこと。 2. Administrator でログオンしていること。 3. OS のパーティションに十分な空き容量があること。 4. OS のパーティションにあるインストーラー用の隠し属性のディレクトリー が読取専用になっていないこと。 5. ローカルからインストールしていること。 6. OS に最新のサービス・パックを適用していること。 o Windows をシャットダウンする場合、「予期しないシャットダウン」という ようなメッセージが出るかもしれません。 ServeRAID マネージャー・エージェントが3秒以内で終了しない時にこの メッセージが出されます。これはファイル I/O や他のシステム・オペレー ションに影響を与えませんので無視して下さい。 o Windows Server 2003 で ServeRAID コントローラーをホット・アドする 場合、ServeRAID マネージャーと IPSSEND はスロット番号の検出を 失敗して「不明」を報告します。スロット番号はシステムを再起動する と正しく報告されます。 4.2 ボリュームセット・ユーティリティーの問題 _____________________________________________ o ServeRAID-6i、ServeRAID-6M、ServeRAID-5i、ServeRAID-4 または ServeRAID-3 ファミリーのコントローラーに対しては、いかなる ソフトウェア RAID またはボリュームセット・ユーティリティーも 使用しないでください。ServeRAID コントローラーはこれらの機能を コントローラーレベルで取り扱います。 4.3 フェールオーバー _____________________ o デバイス・マネージャを使用して、手動で ServeRAID Virtual Failover adapter を有効または無効にする場合は、この変更を有効に するためにサーバーを再起動する必要があります。 o INACCESSIBLE_BOOT_DEVICE ブルー・スクリーンからの回復: Windows NT 4.0 をインストールする際に、セットアップ・プログラ ムはある環境下では BOOT.INI の ARC パス用に scsi() シンタック スを使用します。オペレーティング・システムがフェールオーバー ・ペアにインストールされると、BOOT.INI の scsi() シンタックス は、Windows NT 4.0 の制限のため、作動しません。セットアップの テキスト・モード部分が終わって再始動する際に、 INACCESSIBLE_BOOT_DEVICE ブルー・スクリーンとなります。 BOOT.INI を編集して scsi() シンタックスを multi() シンタックス に変更する (下を参照してください) か、またはより小さいシステム ・パーティションを使用してオペレーティング・システムを再インス トールしてください。 BOOT.INI を以下のように変更してください: 修正前: ________________________________________________________ | | scsi() syntax | | [boot loader] | timeout=1 | default=scsi(0)disk(96)rdisk(0)partition(1)\WINNT | [operating systems] | scsi(0)disk(96)rdisk(0)partition(1)\WINNT="Windows NT | Server Version 4.00" | scsi(0)disk(96)rdisk(0)partition(1)\WINNT="Windows NT | Server Version 4.00 [VGA mode]" /basevideo /sos |_______________________________________________________ 修正後: ________________________________________________________ | | multi() syntax | | [boot loader] | timeout=1 | default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINNT | [operating systems] | multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINNT="Windows NT | Server Version 4.00" | multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINNT="Windows NT | Server Version 4.00 [VGA mode]" /basevideo /sos |_______________________________________________________ o アダプターの論理ドライブの構成を追加や削除によって変更した場合、 システムを再起動してフェールオーバー・ドライバーがその変更を認識 できるようにしてください。 4.4 マイクロソフト クラスターサーバー (MSCS) ______________________________________________ o フェイルオーバー・タイムや Microsoft クラスター・サーバー・マネー ジャーのコンソールがハングする可能性を少なくするには、IPSHA ディスクと IP アドレス・リソースをそれぞれのリソース・モニター においてください。 o クラスター・グループを遅い SCCI チャネルに移すことは出来ません。 マイクロソフト クラスターサーバー・マネージャー・コンソール をハングさせることになります。チャネルは少なくとも元の チャネルと同じスピードでなければなりません。 o クラスター環境で論理ドライブの移行を行う場合、アレイに追加される全て の新規のディスクはパートナー・サーバー上でホット・スペア・ドライブ として定義されていないことを確認してください。 4.5 Windows NT 4.0 から Windows 2000 へのアップグレード ________________________________________________________ サーバーに PowerPC を使っているコントローラー(ServeRAID-II、 ServeRAID-3H/3HB/3L、または ServeRAID-4H)が複数ある場合、 Windows NT から Windows 2000 へアップグレードするには、 次のようにしてください。 1. Windows NT 4.0 に最新の ServeRAID デバイス・ドライバーを インストールしてください。 2. サーバーの電源を切って下さい。 3. 一つのコントローラーを残して他の全てのコントローラーを サーバーから取り外して下さい。 4. Windows 2000 インストール CD からサーバーを起動して、 Windows 2000 のインストールの指示に従って下さい。 5. Windows 2000 のインストールが終了したら、最新の ServeRAID デバイス・ドライバーをインストールしてください。 6. サーバーの電源を切って下さい。 7. ステップ3で取り除いたコントローラーを取付けて下さい。 4.6 ドライバーの更新について _____________________________ o Windows NT や Windows Server 2003 のドライバーを更新する時、 ServeRAID マネージャー・プログラムがアダプターに「応答なし」 のマークを付けるかも知れません。更新が完了したらこのマーク は消えます。 これは Windows NT や Windows Server 2003 がドライバーを更新する 仕方の制限事項ですので、システムの運用には影響いたしません。 5.0 Web サイトおよびサポート電話番号 _____________________________________ o IBM Support Web サイトから IBM ServeRAID およびクラスター製品の 新しい更新されたファイルをダウンロードすることができます: http://www.ibm.com/pc/support/ o サポートされるオペレーティング・システムの最新のリストは、以下の "IBM Server Proven - SCSI and RAID Controllers" Web サイト http://www.pc.ibm.com/us/compat/controllers/matrix.html をご覧下さい。出荷されなくなったコントローラーでサポートされる オペレーティング・システムについては、 http://www.pc.ibm.com/us/compat/machines/index.html をご覧下さい。 o IBM ハードウェア製品をお求めになると、広範囲にわたるサポートを 受けられます。IBM ハードウェア製品の保証期間中は、IBM Personal Computer HelpCenter (US では 1-800-772-2227) に電話して、IBM ハードウェア保証条項下のサービスを受けてください。 6.0 商標および特記事項 ______________________ 次の用語は、米国およびその他の国における IBM Corporation の商標です: Active PCI OS/2 Warp HelpCenter PC Server IBM Predictive Failure Analysis Netfinity ServeRAID Netfinity Manager ServerGuide OS/2 UNIX は、米国 および その他の国における登録商標であり、The Open Group により占有的にライセンス許諾されています。 Microsoft、Windows、Windows Server 2003、Windows XP、Windows 2000、 Windows NT は Microsoft Corporation の商標または登録商標です。 Java、Java 関連の商標およびロゴは、米国 および その他の国における Sun Microsystems, Inc. の商標または登録商標です。 Adaptec と HostRAID は、Adaptec, Inc. の商標または登録商標です。 その他の 会社、製品 およびサービス名は、他社の商標 または サービス・ マークです。 7.0 Disclaimer _______________ THIS DOCUMENT IS PROVIDED "AS IS" WITHOUT WARRANTY OF ANY KIND. IBM DISCLAIMS ALL WARRANTIES, WHETHER EXPRESS OR IMPLIED, INCLUDING WITHOUT LIMITATION, THE IMPLIED WARRANTIES OF FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE AND MERCHANTABILITY WITH RESPECT TO THE INFORMATION IN THIS DOCUMENT. BY FURNISHING THIS DOCUMENT, IBM GRANTS NO LICENSES TO ANY PATENTS OR COPYRIGHTS. Note to U.S. Government Users -- Documentation related to restricted rights -- Use, duplication or disclosure is subject to restrictions set forth in GSA ADP Schedule Contract with IBM Corporation.