********************************************************************** * IBM ServeRAID Device Driver and Administration/Monitoring Diskette * * バージョン 2.82 日本語版 * ********************************************************************** この README ファイルには、下記の IBM ServeRAID アダプター および コントローラのファイルのインストール方法が記述されています。 o DOS 用 CD-ROM ドライブ デバイスドライバー o Microsoft Windows NT 用の デバイスドライバー および バック グランド サーバー コンポーネント o IBM OS/2 Warp Server、IBM OS/2 LAN Server、Novell NetWare 3.12、Novell NetWare 4.1X 用の デバイスドライバー、管理/ モニター プログラム および バックグランド サーバー コンポ ーネント 注: -- 注: 現在の ServeRAID ディスケットの説明 および IBM ServeRAID BIOS、 ファームウェア、構成ユーティリティ プログラムの各バージョンで 提供されている変更や新機能の詳細情報については、"IBM ServeRAID BIOS/Firmware Update Diskette" に含まれている README ファイルを 参照してください。 IBM ServeRAID および サーバー製品については、World Wide Web の http://www.pc.ibm.com/netfinity を参照してください。 ____________________________________________________________________ 目次 ____ 1.0 ブート可能 CD の使用 ... 1.10 CD-ROM アクセス用 DOS デバイスドライバーのインストール ... 1.20 ServeRAID ブート CD-ROM 機能の使用 2.0 Microsoft Windows NT 用ファイルのインストール ... 2.10 Windows NT 用 デバイスドライバーのインストール ... 2.20 Windows 3.5X での バックグランド サーバー コンポーネントの インストール ... 2.30 Windows 4.0X での バックグランド サーバー コンポーネントの インストール 3.0 Novell NetWare 用ファイルのインストール ... 3.10 NetWare 3.12 用 デバイスドライバーのインストール ... 3.20 Netware 4.1X 用 デバイスドライバーのインストール ... 3.30 NetWare 版 バックグランド サーバー コンポーネントのインス トール ... 3.40 NetWare 4.1X 用 デバイスドライバーの更新 ... 3.50 NetWare 版 管理/モニター ファイルの更新 4.0 OS/2 用ファイルのインストール ... 4.10 OS/2 用 デバイスドライバーのインストール ... 4.20 OS/2 版 管理/モニター プログラムの始動 ... 4.30 OS/2 版 バックグランド サーバー コンポーネントのインストール 5.0 商標および特記事項 _____________________________________________________________________ 1.0 ブート可能 CD の使用 _________________________ ソフトウェアをインストールするために、CD-ROM ドライブ または ブート 可能 CD を使用しなければならない場合があります。この章には、DOS 用 CD-ROM デバイスドライバーのインストール方法と ServeRAID ブート CD 機能の使用方法が記述されています。 1.10 CD-ROM アクセス用 DOS デバイスドライバーのインストール ----------------------------------------------------------- 下記の手順で、ServeRAID アダプター または コントローラに接続されてい る CD-ROM ドライブをアクセスするために必要なデバイスドライバーをイン ストールしてください。 1. DOS がまだインストールされていない場合は、ServeRAID アダプター または コントローラに接続されている 始動(ブート)ドライブに DOS を インストールします。 2. "ServeRAID Device Driver and Administration/Monitoring Diskette" をディスケット ドライブに挿入し、DOS プロンプトで次のように入力 します: A: 3. Enter を押して、次のように入力します: CD DOS 4. Enter を押して、次のように入力します: UINSTALL 5. Enter を押します。画面に表示される指示に従って、CD-ROM ドライブ をアクセスするために必要なデバイスドライバー および サポート プログラムのインストールを完了します。 1.20 ServeRAID ブート CD-ROM 機能の使用 ---------------------------------------- ServeRAID ブート CD-ROM 機能を使用するには、下記の手順を行ってくだ さい: 1. サーバーを電源オンします。 2. ServeRAID BIOS メッセージが表示されたら、Ctrl+I を押します。 3. Mini-Configurator メニューから Advanced Functions を選択します。 4. Advanced Functions メニューから Boot CD-ROM and INT13 Extensions を選択して、Enter を押します。 5. Boot CD-ROM Configuration メニューから BIOS Support for Bootable CD_ROM を選択します。ブート CD-ROM 機能を使用するには、パラメータ が Yes に設定されていることを確認してください。 6. メニューから Save Configuration in Adapter を選択して、Enter を 押します。 7. ServeRAID Mini-Configurator を終了し、システムを再起動します。 ____________________________________________________________________ 2.0 Microsoft Windows NT 用ファイルのインストール ______________________________________________________ この章には、Microsoft Windows NT 用の ServeRAID デバイスドライバー、 Windows 3.5X でのバックグランド サーバー コンポーネント および Windows 4.0X でのバックグランド サーバー コンポーネントのインストー ル方法が記述されています。 注: -- ServeRAID アダプターに接続されている CD-ROM ドライブで ブート可能 CD を使用する前に、ServeRAID ブート CD-ROM 機能を使用可能にしてお かなければなりません。(詳細については、上記 1.00 章を参照してくだ さい) 2.10 Microsoft Windows NT 用 デバイスドライバーのインストール -------------------------------------------------------------- Windows NT 用 ServeRAID デバイスドライバーをインストールするには、 下記の手順を行ってください: 1. Windows NT ブート ディスケットをディスケット ドライブに挿入 また は Windows NT CD を CD-ROM ドライブに挿入して、サーバーを再起動 します。 2. "セットアップはシステムのハードウェア構成を検査しています..." メッセージが表示されたら、F6 キーを押します。 3. "ファイルを読み込んでいます (drivers)..." メッセージ および Windows NT セットアップ ウィンドウが表示されたら、'S' を押して 追加装置を指定します。 4. 次のウィンドウが表示されたら、リストから その他 を選択します。 5. "ハードウェア メーカー提供のサポート ディスク"を挿入してください" と表示されたら、"IBM ServeRAID Device Driver and Administration/ Monitoring Diskette" をディスケット・ドライブに挿入します 6. "IBM ServeRAID アダプター" を選択して、Enter を押します。"ファ イルを読み込んでいます (IBM ServeRAID アダプター)..." というメ ッセージが表示されます。 7. プロンプトが表示されたら、Enter を押して続行します。 8. Windows NT のマニュアルの指示に従って、通常のインストール プロ セスを続行します。 9. インストールが完了したら、最新の Service Pack を適用します。 2.20 Windows 3.5X での バックグランド サーバー コンポーネントの インストール ---------------------------------------------------------------- Windows 3.5X で バックグランド サーバー コンポーネントをインストール するには、下記の手順を行ってください: 1. コマンドプロンプトで次のように入力して、ハードディスクに IPSRAID ディレクトリを作成します: MD C:\IPSRAID 2. Enter を押します。 3. "IBM ServeRAID Device Driver and Administration/Monitoring Diskette" をディスケット ドライブ A に挿入し、次のように入力して IPSADM.EXE ファイルを IPSRAID ディレクトリにコピーします: COPY A:\REMOTE\SERVERS\NT\IPSADM.EXE C:\IPSRAID\IPSADM.EXE 4. Enter を押します。 5. 次のように入力して、IPSADM.ICO アイコン ファイルを IPSRAID ディ レクトリにコピーします: COPY A:\REMOTE\SERVERS\NT\IPSADM.ICO C:\IPSRAID\IPSADM.ICO 6. Enter を押します。 7. プログラムを入れるグループを選択するか、新規グループを作成します。 例えば、「管理ツール」を開くか、「IPSADM 管理/モニター」という名 前のグループを新規作成します。 8. 「アイコン」をクリックして、「登録とグループの作成...」を選択しま す。 9. データ フィールドに、以下の情報を入力します。 タイトル: IPSRAID 管理/モニター コマンド ライン: C:\IPSRAID\IPSADM.EXE 実行時のディレクトリ: C:\IPSRAID 10. 「アイコンの変更」をクリックして、情報ウィンドウで「OK」をクリッ クします。 11. 「アイコンの変更」ウィンドウで C:\IPSRAID\IPSADM.ICO と入力するか、「参照」をクリックして C:\IPSRAID\IPSADM.ICO を 選択します。 12. アイコンでの「OK」をクリックします。 13. プログラム プロパティでの「OK」をクリックします。 14. 管理/モニター プログラムにアクセスするには、新規アイコンをダブル クリックします。 2.30 Windows 4.0X での バックグランド サーバー コンポーネントの インストール ---------------------------------------------------------------- Windows 4.0X で バックグランド サーバー コンポーネントをインストール するには、下記の手順を行ってください: 1. コマンドプロンプトで次のように入力して、ハードディスクに IPSRAID ディレクトリを作成します: MD C:\IPSRAID 2. Enter を押します。 3. "IBM ServeRAID Device Driver and Administration/Monitoring Diskette" をディスケット ドライブ A に挿入し、次のように入力して IPSADM.EXE ファイルを IPSRAID ディレクトリにコピーします: COPY A:\REMOTE\SERVERS\NT\IPSADM.EXE C:\IPSRAID\IPSADM.EXE 4. Enter を押します。 5. 次のように入力して、IPSADM.ICO アイコン ファイルを IPSRAID ディ レクトリにコピーします: COPY A:\REMOTE\SERVERS\NT\IPSADM.ICO C:\IPSRAID\IPSADM.ICO 6. Enter を押します。 7. 下記の手順で、新規プログラム ショートカットを作成します: a. デスクトップで右クリックして、「新規作成」、「ショートカッ ト」を選択します。または、エクスプローラで IPSRAID ディレク トリをハイライトして、「ファイル」メニューから「新規作成」、 「ショートカット」を選択します。 b. 「ショートカットの作成」ウィンドウで C:\IPSRAID\IPSADM.EXE と入力するか、「参照」ボタンをクリックして IPSADM.EXE ファ イルを開きます。 c. 「次へ」をクリックします。 d. 「名前の指定」ウィンドウで、次のように入力します: IPSRAID 管理/モニター サーバー e. 「完了」をクリックします。 8. アイコン上で右クリックして、「プロパティ」をクリックし、「ショー トカット」をクリックします。 9.「アイコンの変更」をクリックします。 10. 情報ウィンドウで「OK」をクリックします。 11. 「アイコンの変更」ウィンドウで C:\IPSRAID\IPSADM.ICO と入力するか、「参照」をクリックして C:\IPSRAID\IPSADM.ICO を 選択します。 12. アイコンでの「OK」をクリックします。 13. プログラム プロパティでの「OK」をクリックします。 14. 管理/モニター プログラムにアクセスするには、新規アイコンをダブル クリックします。 ____________________________________________________________________ 3.0 Novell NetWare 用ファイルのインストール ____________________________________________ この章には、Novell NetWare バージョン 3.12 および 4.1X 用の ServeRAID デバイスドライバー および バックグランド サーバー コンポ ーネントのインストール方法が記述されています。NetWare 版の ServeRAID 管理/モニター プログラムは、NetWare 用 ServeRAID デバイス ドライバーをインストールすると、自動的にインストールされます。また、 この章には NetWare 用 ServeRAID ファイルの更新方法も記述されていま す。 管理/モニター プログラムを使用すると、サーバーが稼動している最中で も ServeRAID 構成の管理および監視を行うことができます。 バックグランド サーバー コンポーネントを使用すると、NetWare が実行 されているサーバーで リモートの WIN32-Based クライアント用の TCP/IP インターフェースを実行することができます。クライアントには、WIN32- Based の ServeRAID 管理/モニター プログラムがインストールされている 必要があります。WIN32-Based プログラムは "IBM ServeRAID Administration and Monitoring Diskette" に含まれています。 3.10 NetWare 3.12 用 デバイスドライバーのインストール ----------------------------------------------------- NetWare 用デバイスドライバー IPSRAID.HAM は "IBM ServeRAID Device Driver and Administration/Monitoring Diskette" の NetWare ディレク トリにあります。 NetWare ディレクトリに含まれている INSTALL.BAT を 使用して、すべての必要なファイルをサーバーのディレクトリにコピーす ることができます。 INSTALL.BAT ファイルは、必要な NetWare モジュー ルをロードするように STARTUP.NCF を更新します。 NetWare 版の ServeRAID 管理/モニター プログラムは、NetWare 用 ServeRAID デバイスドライバーを下記の手順でインストールすると、自動 的にインストールされます。管理/モニター プログラムの更新のみを行う 場合は、下記の "管理/モニター ファイルの更新" を参照してください。 NetWare 3.12 のマニュアルと下記の手順に従って、NetWare 3.12 の イ ンストールの最中に、ServeRAID デバイスドライバー および 管理/モニ ター プログラムをインストールしてください。 1. コマンドプロンプトで次のように入力して、NetWare 用のディレクトリ を作成します: MD SERVER.312 注: ここで、SERVER.312 はデフォルトの NetWare 3.12 ディレクトリで す。他のパスを使用する場合は、NetWare のインストール中に同じ パスを指定しなければなりません。 2. Enter を押します。 3. ハードディスクの SERVER.312 ディレクトリに移動して、"IBM ServeRAID Device Driver and Administration/Monitoring Diskette" をディスケット ドライブに挿入します。 4. オペレーティング システムのプロンプトで、次のように入力します: A: 5. Enter を押して、次のように入力します: CD NETWARE 6. Enter を押して、次のように入力します: Install 7. 画面に表示される指示に従って、ServeRAID デバイスドライバー および プログラムのインストールを完了します。 3.20 NetWare 4.1x 用 デバイスドライバーのインストール ------------------------------------------------------ NetWare 版の ServeRAID 管理/モニター プログラムは、NetWare 用 ServeRAID デバイスドライバーを下記の手順でインストールすると、自動 的にインストールされます。NetWare 4.1X 用の ServeRAID ファイルの更 新のみを行う場合は、下記の "NetWare 4.1X 用のデバイスドライバーの 更新" を参照してください。 NetWare 4.1X のマニュアルと下記の手順に従って、NetWare 4.1X の イ ンストールの最中に、ServeRAID デバイスドライバー および 管理/モニ ター プログラムをインストールしてください。 注: ServeRAID アダプター または コントローラに接続される 取り外 し可能メディア(CD-ROM、テープ装置など)は、たとえ異なるチャネ ルに接続されるとしても、すべて固有の SCSI ID を持たなければ なりません。例えば、チャネル 1 の CD-ROM が SCSI ID 6 に設定 されている場合、同じ ServeRAID アダプター または コントロー ラのチャネル 2 または チャネル 3 のテープ ドライブは SCSI ID 6 に設定することはできません。 1. NetWare のマニュアルの指示に従って、インストールを開始します。 2. インストール プロセス中に、"サーバー ドライバの選択 - ディスク ドライバ" と表示されたら、"IBM ServeRAID Device Driver and Administration/Monitoring Diskette" をディスケット ドライブに 挿入します。 3. 新規デバイスドライバーを追加するために Ins (Insert) キーを押して、 次のように入力します: A:\NETWARE 4. ウィンドウに表示されたデバイスドライバーのリストから、IPSRAID.HAM を選択して、Enter を押します。 注: IPSRAID.HAM および サポート ファイルは システム ボリューム にコピ ーされます。 5. 「OK」を選択して、既に存在する COM ファイルを上書きします。 6. NetWare のマニュアルの指示に従って、インストールを完了させます。 3.30 NetWare 版 バックグランド サーバー コンポーネントのインストール --------------------------------------------------------------------- この章には、Novell NetWare 版バックグランド サーバー コンポーネント のインストールに必要な情報が記述されています。. 注: -- A. バックグランド サーバー コンポーネントを使用すると、NetWare が 実行されているサーバーで リモートの Win32-Based クライアント用 の TCP/IP インターフェースを実行することができます。WIN32-Based プログラムについては、"IBM ServeRAID Administration and Monitoring Diskette" の README ファイルを参照してください。 B. リモートから ServeRAID アダプター または コントローラを管理する には、バックグランド サーバー コンポーネントをインストールする必 要があります。さらに、プログラムがバックグランド サーバーに接続 するには、クライアントとサーバーの両方で TCP/IP プロトコルが実行 されている必要があります。 C. 常に、ただ一つのリモート セッションだけが、バックグランド サーバ ーを使用して ServeRAID アダプター または コントローラに接続する ことができます。異なる TCP/IP ポートを使用して、複数のバックグラ ンド サーバー コンポーネントを実行することは可能ですが、データ損 失を防ぐ為に、管理作業は 1 台のリモート クライアントに限定して、 他のリモート クライアントは監視プロセスのみを行うようにしてくだ さい。 NetWare 版バックグランド サーバー コンポーネントをインストールする には、下記の手順を行ってください: ------------------------------------------------------------------ 1. システムがまだ始動されていない場合は、システムを始動します。 2. "IBM ServeRAID Device Driver and Administration/Monitoring Diskette" をディスケット ドライブに挿入します。 3. オペレーティング システムのプロンプトで次のように入力して、バッ クグランド サーバー コンポーネントをハードディスクにコピーします: COPY A:\REMOTE\SERVERS\NETWARE\IPSADM.NLM C:\NETWARE 4. Enter を押します。 5. Windows 95 または Windows NT クライアントからのリモート管理の為に インストール プロセスで TCP/IP が構成されていることを確認してくだ さい。リモート コンポーネントをロードするには、次のように入力して ください: LOAD IPSADM.NLM 注: -- A. 再構築、同期 または 論理ドライブの移行の処理中は、Esc キーを 押して IPSADM.NLM を停止することはできません。これらの処理中 に停止するには、IPSADM.NLM をアンロードしてください。 3.40 Netware 4.1X 用 デバイスドライバーの更新 ---------------------------------------------- ServeRAID NetWare 用デバイスドライバー および 管理/モニター プログ ラムを更新するには、下記の手順を行ってください: 1. サーバーのコンソールで、次のように入力します: LOAD INSTALL 2. Enter を押します。 3. 「インストールオプション」ウィンドウから「ドライバオプション」 を選択して、Enter を押します。 4. 「ドライバオプション」ウィンドウから「ディスクおよび記憶デバ イスのドライバの設定」を選択して、Enter を押します。 5. 「追加ドライバに対する操作」ウィンドウから「追加のドライバの 検出とロード」を選択します。 6. "IBM ServeRAID Device Driver and Administration/Monitoring Diskette" をディスケット ドライブに挿入します。 7. F3 を押して、次のパスを入力します: A:\NETWARE 8. ウィンドウに表示されたデバイスドライバーのリストから IPSRAID.HAM を選択して、Enter を押します。 9. すでに存在するファイルを保管するか尋ねられたら、「いいえ」を 選択します。 (これらのファイルは、ServeRAID ディスケットからコピーされます) 10. NetWare のマニュアルの指示に従って、インストールを完了させます。 3.50 NetWare 版 管理/モニター ファイルの更新 -------------------------------------------- 下記の手順を使用して、ServeRAID 管理/モニター プログラムを更新する ことができます。 ServeRAID NLM の更新をインストールするには、下記の手順を行ってくだ さい: 1. システムがまだ始動されていない場合は、システムを始動します。 2. "IBM ServeRAID Device Driver and Administration/Monitoring Diskette" をディスケット ドライブに挿入します。 3. オペレーティング システムのプロンプトで次のように入力して、新しい NLM を NetWare をインストールしたディレクトリにコピーします: COPY A:\REMOTE\SERVERS\NETWARE\IPSRADM.NLM C:\NWSERVER 注: -- ネットワーク上のクライアントから、NLM を NetWare ディレクトリに コピーするには、次のように入力してください: COPY A:\REMOTE\SERVERS\NETWARE\IPSRADM.NLM \\SERVER\SYSTEM\IPSRADM.NLM 4. System コンソールから NLM をロードするには、次のように入力 します: LOAD C:\NWSERVER\IPSRADM.NLM or LOAD \SYSTEM\IPSRADM.NLM ____________________________________________________________________ 4.0 OS/2 用ファイルのインストール __________________________________ この章には、OS/2 用デバイスドライバー および バックグランド サーバ ー コンポーネントのインストール方法が記述されています。OS/2 版の ServeRAID 管理/モニター プログラムは、OS/2 用 ServeRAID デバイスド ライバーをインストールすると、自動的にインストールされます。このプ ログラムを使用すると、サーバーが稼動している最中でも ServeRAID 構 成の管理および監視を行うことができます。 バックグランド サーバー コンポーネントを使用すると、OS/2 が実行さ れているサーバーで リモートの WIN32-Based クライアント用の TCP/IP インターフェースを実行することができます。クライアントには、WIN32- Basedの ServeRAID 管理/モニター プログラムがインストールされている 必要があります。Win32 ベース プログラムは "IBM ServeRAID Administration and Monitoring Diskette" に含まれています。 4.10 OS/2 用 デバイスドライバーのインストール ---------------------------------------------- OS/2 Warp Server のインストール中に、ServeRAID デバイスドライバー および 管理/モニター プログラムをインストールするには、下記の手順 を行ってください。 注: これらのファイルを書込みポリシーが ライトバック に設定され ている論理ドライブにインストールする場合、CTRL-ALT-DEL を押してくださいと表示されたときは、少なくとも 10 秒待って から実際にキーを押してください。10 秒以上待つことにより、 ServeRAID アダプター または コントローラはすべての ダーテ ィーキャッシュ ページをハードディスクに書き込むための時間 をもつことができます。 1. "OS/2 Warp ディスケット 1" のコピーを作成します。 2. IPSRAID.ADD ファイルを "IBM ServeRAID Device Driver and Administration/Monitoring Diskette" ディスケットの OS2 サブディ レクトリから、今作成した "OS/2 Warp ディスケット 1" にコピーし ます。 十分なスペースが無い場合、インストールに必要のない CD-ROM や SCSI のデバイスドライバーなどのファイルを削除します。また、CONFIG.SYS ファイルから削除したデバイスドライバーに関係のある行も削除します。 3. "OS/2 ディスケット 1" のコピーの CONFIG.SYS ファイルを編集して、 以下の行を追加します: BASEDEV=IPSRAID.ADD SET COPYFROMFLOPPY=1 4. OS/2 をインストールします。ディスケット 1 を挿入するように表示さ れたら、今作成した "OS/2 ディスケット 1" のコピーを使用します。 5. OS/2 のインストール完了後、"IBM ServeRAID Device Driver and Administration/Monitoring Diskette" を挿入して、OS/2 ウィンドウ 表示 から次のように入力します: A: 6. Enter を押して、次のように入力します: DDINSTAL 7. Enter を押します。 OS/2「デバイスドライバーのインストール」ウィンドウが表示され、 ソースと宛先のドライブを指定するように指示されます。ソース ディ レクトリは "IBM ServeRAID Device Driver and Administration/ Monitoring Diskette" を挿入したディレクトリです。宛先ディレクト リはデバイスドライバー ファイルがコピーされるディレクトリです。 8. 「インストール」をクリックします。 CONFIG.SYS ファイルに以下の行がコピーされます: BASEDEV=IPSRAID.ADD 以下の ServeRAID ファイルがハードディスクの OS/2 のサブディレク トリにコピーされます。 IPSRAID.ADD (OS/2 用 デバイスドライバー) IPSRADM.EXE (OS/2 版 管理/モニター プログラム) 以下のファイルが \OS2\HELP ディレクトリにコピーされます: IPSRADM.HLP (管理/モニター プログラム用の ヘルプファイル) 9. CONFIG.SYS を編集して、BASEDEV=IPSRAID.ADD という行が一つしかな いことを確認します。 注: -- A. システムに 2 個以上の RAID または SCSI アダプターが存在する 場合 CONFIG.SYS の中で、始動(ブート)装置の制御をするアダプタ ー用の BASEDEV 行が、他の RAID または SCSI アダプター用の BASEDEV 行よりも前にあることを確認してください。 B. サービスパックのインストール後は、IPSRAID.ADD デバイスドライ バーのパスをチェックして、正しいデバイスドライバーがインスト ールされていることを確認してください。 10. サーバーを再始動します。 4.20 OS/2 版 管理/モニター プログラムの始動 -------------------------------------------- OS/2 版 ServeRAID 管理/モニター プログラムを始動するには、下記の手 順を行ってください: 1. ハードディスク ドライブの OS/2 のサブディレクトリに移動して、次 のように入力します: IPSRADM [/lf=d:\path\logfile] 2. Enter を押します。入力したパスが既に存在していることを確認してく ださい。パスは作成されません。 注: -- A. プログラムは 'Logfile' にメッセージをログします。 B. '/lf' パラメータを省略した場合、デフォルトで 'IPSRADM.LOG' ファイル が OS2 サブディレクトリに作成され、プログラムのメッ セージがログされます。 OS/2 に IPSADM を定義するには、下記の手順を行ってください: 1. OS/2 デスクトップで「テンプレート」フォルダーを開きます。 2. 「プログラム テンプレート」をデスクトップにドラッグします。 「プログラム - 設定」ウィンドウが表示されます。 3. 「プログラム」タブの「パスおよびファイル名」フィールドに次のよう に入力します: C:\OS2\IPSRADM.EXE 4. 「パラメーター」フィールドに次のように入力します: /lf=d:\path\logfile 5. 「一般」タブの「タイトル」フィールドに次のように入力します: ServeRAID 4.30 OS/2 版 バックグランド サーバー コンポーネントのインストール ------------------------------------------------------------------ この章には、OS/2 版 バックグランド サーバー コンポーネントのインス トールに必要な情報が記述されています。 注: -- A. バックグランド サーバー コンポーネントを使用すると、OS/2 が実行 されているサーバーで リモートの WIN32-Based クライアント用の TCP/IP インターフェースを実行することができます。WIN32-Based プログラムについては、"IBM ServeRAID Administration and Monitoring Diskette" の README ファイルを参照してください。 B. リモートから ServeRAID アダプター または コントローラを管理する には、バックグランド サーバー コンポーネントをインストールする必 要があります。さらに、プログラムがバックグランド サーバーに接続 するには、クライアントとサーバーの両方で TCP/IP プロトコルが実行 されている必要があります。 C. 常に、ただ一つのリモート セッションだけが、バックグランド サーバ ーを使用して ServeRAID アダプター または コントローラに接続する ことができます。異なる TCP/IP ポートを使用して、複数のバックグラ ンド サーバー コンポーネントを実行することは可能ですが、データ損 失を防ぐ為に、管理作業は 1 台のリモート クライアントに限定して、 他のリモート クライアントは監視プロセスのみを行うようにしてくだ さい。 OS/2 版 バックグランド サーバー コンポーネントのインストール ------------------------------------------------------------ 1. "IBM ServeRAID Device Driver and Administration/Monitoring Diskette" をディスケット ドライブに挿入します。 2. OS/2 コマンドプロンプトで、次のように入力して IPSRAID ディレク トリを作成します: MD C:\IPSRAID 3. Enter を押します。 4. 次のように入力して、IPSADM.EXE サーバー プログラムをハードディ スクの IPSRAID ディレクトリにコピーします: COPY A:\REMOTE\SERVERS\OS2\IPSADM.EXE C:\IPSRAID\IPSADM.EXE 5. Enter を押します。 6. 次のように入力して、IPSADM.ICO アイコン ファイルをハードディス クの IPSRAID ディレクトリにコピーします: COPY A:\REMOTE\SERVERS\OS2\IPSADM.ICO C:\IPSRAID\IPSADM.ICO 7. Enter を押します。 8. 次の手順を行って、アプリケーション アイコンを作成します: a) OS/2 デスクトップで「テンプレート」フォルダーを開きます。 b) 「プログラム テンプレート」をデスクトップにドラッグします。 「プログラム - 設定」ウィンドウが表示されます。 c) 「プログラム」タブの「パスおよびファイル名」フィールドに次 のように入力します: C:\IPSRAID\IPSADM.EXE d) Enter を押します。 e) 「一般」タブの「タイトル」フィールドに次のように入力します: IPSRAID 管理/モニター f) 「検索」をクリックしてアイコンを指定します。「オブジェクト の検索」ウィンドウが表示されます。 g) 「名前」フィールドに次のように入力します: IPSADM.ICO h) 「検索」をクリックします。表示されたアイコンを選択して、 「了解」をクリックします。 i) 「設定」ウィンドウを閉じます。 j) 管理/モニター プログラムにアクセスするには、新規作成された IPSRAID 管理/モニター アイコンをダブルクリックします。 ____________________________________________________________________ 5.0 商標および特記事項 ______________________ 下記の用語は、米国 および その他の国における IBM Corporation の 商標です: IBM HelpCenter Netfinity OS/2 ServeRAID Microsoft、Windows および Windows NT は Microsoft Corporation の商標 または登録商標です。 その他の 会社、製品 およびサービス名は、他社の商標 または サービス マークです。 THIS DOCUMENT IS PROVIDED "AS IS" WITHOUT WARRANTY OF ANY KIND. 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