−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ソフトウェア名 ThinkVantage Access Connections 対象機種 ThinkPad X60 Tablet どの通信アダプタ(カード)をサポートしているかは、 カタログ等を参照してください。 対応OS Windows XP Tablet PC Edition 2005 バージョン 4.21d 発行日 2006年12月7日 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ソフトウェアの役割 ThinkVantage Access Connections は、ロケーション プロファイルを使用 して複数のロケーションにあるネットワーク接続を管理する、コンピュータ のソフトウェア ユーティリティです。 ロケーション プロファイルは、インターネット ブラウザのホームページ、 プロキシ構成、ファイアウォール状況、ファイルおよびプリンタの共用、お よび通常使うプリンタなどのロケーション固有の設定に加えて、希望のネッ トワークに接続するために必要なネットワーク構成を保管します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− バージョンの確認方法 1. ThinkVantage Access Connectionsプログラムを起動します。 メイン・ウインドウが表示されます。 2. メニューから「ヘルプ」「Access Connectionsについて」の順にクリック します。 「バージョン」が表示されています。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 注意事項 (*1) 次のワイヤレスLAN アダプターをお使いの方へ 使用するワイヤレスLAN アダプターに応じて、ワイヤレスLAN ソフトウェアを 更新する必要があります。 −IBM デュアルバンド Wi-Fi ワイヤレス Mini-PCI アダプタ IBM ワイヤレスLAN 802.11a/b/g Mini-PCI カード ワイヤレスLAN (ThinkPad 11a/b/g) ソフトウェア バージョン 4.1.102.1095 以上 −IBM ワイヤレスLAN 802.11b/g Mini-PCI カード IBM ワイヤレスLAN 802.11a/b/g Mini-PCI カード II ThinkPad 11a/b/g ワイヤレスLAN Mini-PCI カード II ThinkPad 11a/b/g ワイヤレスLAN Mini-PCI Express アダプター ワイヤレスLAN (ThinkPad 11a/b/g) ソフトウェア バージョン 5.0.100.112 以上 −ThinkPad IEEE802.11a/b/g MIMO対応 ワイヤレスLAN (Wi-Fi準拠) ワイヤレス LAN (ThinkPad 802.11a/b/g MIMO対応) バージョン 6.0.101.78 以上 −Intel PRO/Wireless LAN 2100 3B Mini PCIアダプター ワイヤレスLAN (Intel 11b) ソフトウェア バージョン 1.2.4.35 以上 −Intel Pro/ワイヤレス 2200BG Mini-PCIアダプター Intel Pro/ワイヤレス 2915ABG Mini-PCIアダプター ワイヤレスLAN (Intel 11a/b/g, 11b/g) ソフトウェア バージョン 9.0.4.17 以上 −Intel PRO/ワイヤレス 3945ABG ネットワーク・コネクション Intel PRO/ワイヤレス 3945BG ネットワーク・コネクション ワイヤレスLAN (Intel 11a/b/g, 11b/g) ソフトウェア バージョン 10.5.1.59 以上 −Sierra Wireless 1xEV-DO Network Adapter (日本は除く) Verizon Wireless WAN Driver Version 6.18/1.3.12.0 以上 −Sierra Wireless HSDPA Network Adapter (日本は除く) Vodafone Wireless WAN Driver Version 4.2.0.1 以上、または Cingular Wireless WAN Driver Version 4.2.0.1 以上 (*2) 次のワイヤレスLAN アダプターをお使いの方へ −Cisco Wireless LAN Mini-PCI アダプタ ワイヤレスLAN ソフトウェアをそれぞえ更新する必要があります。 −ドライバー: バージョン 3.8.26 以上 −ファームウェア: バージョン 5.41 以上 −ユーティリティ: バージョン 6.3.011 以上 (*3) 次のワイヤレスLAN アダプターをお使いの方へ 使用するワイヤレスLAN アダプターに応じて、ワイヤレスLAN ソフトウェアを 更新する必要があります。 −シスコ AIRONET CB21AG 802.11 a/b/g ワイヤレス アダプター ドライバー バージョン 2.5.0.22 以上 −シスコ AIRONET 340/350 PCカード ワイヤレス アダプター ドライバー バージョン 2.1 以上 −IBM 11a/b/g CardBus Adapter ドライバー バージョン 4.0.x 以上 * これらのアダプターを利用する際には、ノートブックPCに導入されている内 蔵ワイヤレスLAN ドライバーなどを削除しないと動作しないことがあります。 * これらのアダプターに付属しているソフトウェア(ドライバーや802.1x サプ リカントなど)は、そのまま導入をしないと動作しないことがあります。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− インストールの方法 (注意) −現在問題なくシステムをお使い頂いている場合は、必ずしも更新(上書き導 入)する必要はありません。そのままお使いください。 更新する必要があるかどうかの判断は、「バージョン情報」の章を参照して ください。 次の3通りの方法があります。 (A) ソフトウェア導入支援による自動インストール (B) 手動インストール (C) コマンド・ラインによるインストール (Unattended インストール) (A) ソフトウェア導入支援による自動インストール ソフトウェア導入支援を利用すると、コンピューター内のThinkPad用ソフ トウェアを簡単に最新にすることができます。インターネット上で提供さ れている最新版のソフトウェアを自動的に検索し、ダウンロード、インス トールまでを自動的に実行してくれます。 1. アドミニストレーター特権をもつユーザーIDでログオンします。 2. Internet Explorerを起動します。 3. ツール バー上の「ソフトウェア導入支援」ボタンをクリックします。(*5) 4. 画面の指示に従います。 「更新パッケージの検出」画面で「インターネット上の最新情報を取得す る」にチェック・マークがついていることを確認してください。 ヒント (*5) ツール バー上に「ソフトウェア導入支援」ボタンが表示されない場合は、 (a) Internet Explorerのメニュー バー上で、「表示」「ツール バー」 「ユーザー設定」の順にクリックします。 (b)「ツール バーの変更」画面の「利用できるツール バー ボタン」のリス トの中からソフトウェア導入支援を選択し、「追加」をクリックします。 (c)「現在のツール バー ボタン」にソフトウェア導入支援が登録されたこ とを確認したら、「閉じる」をクリックします。 もし、「ソフトウェアの更新」ボタンが見当たらない場合は、 −ソフトウェア導入支援自身を更新して (バージョン 2.10.03C2および それ以降)、ツール バーに登録できるようにする。 −手動でソフトウェア導入支援を起動する。 (例)「スタート」「すべてのプログラム (または プログラム)」 「ThinkVantage」「ソフトウェア導入支援」の順にクリックする。 のどちらかを実行してください。 (B) 手動インストール 「手動インストールの方法」の章を参照してください。 (C) コマンド・ラインによる更新 (Unattended インストール) 「コマンド・ラインによるインストール (Unattended インストール) の 方法」の章を参照してください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− バージョン情報 現在までに次のバージョンが提供されています。 バージョン 内容 ---------- ----------------------------------- 4.21d 第1版 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 手動インストールの方法 WindowsのInternet Explorerを使用する場合を例に説明しています。 (ファイルのダウンロード) 1. Internet Explorerで、インターネット上の目的のファイルをクリックし ます。 2.「ファイルのダウンロード」画面で、「保存」をクリックします。 3.「保存する場所」で「デスクトップ」を選択します。 または他の好きな場所を「保存する場所」で選択します。 4.「保存」をクリックし、画面に従いファイルを一時的に保存してファイル のダウンロードを完了します。 (ファイルの解凍) 5. Windows のデスクトップ画面を表示します。 または、手順 3.で指定した保存場所をエクスプローラで開きます。 6. 手順 4.で一時的に保存したファイルをダブルクリックします。 7.「ファイルの保存場所」画面で、「ファイルを保存するフォルダ」欄に表 示されたフォルダ名を確認・メモしておきます。 8.「次へ」をクリックします。 9.「完了」をクリックし、ファイルの解凍を完了します。 (インストール) 10. アドミニストレーター特権をもつユーザーIDでログオンしていることを 確認します。 11. エクスプローラを起動し、手順 7.で確認したフォルダを開きます。 12. SETUP ファイルをダブルクリックします。 13. 画面の指示に従い導入を完了し、コンピュータを再起動します。 これで全ての作業は完了です。 最後に、手順 4.で一時的に保存したファイルを削除しておきます。 [ヒント] Access Connections バージョン 4.0 以上でバージョン 3.x に上書きインス トールした場合、バージョン 3.x で作成されたロケーション・プロファイル はバージョン 4.0 以降にも自動的に継承されます。但し、上書きインストー ルした際には一度だけ手動でプロファイル選択して接続ボタンをクリックし、 接続を行ってください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コマンド・ラインによるインストール (Unattended インストール) の方法 この方法は、システム管理者が一度に大量のThinkPadにソフトウエアを導入 する場合のみ必要です。 −「手動インストールの方法」の章を参照して、ファイルのダウンロードと 解凍を行います。 − コマンド・ラインで、次を実行します。 [パッケージを展開した先のパス]\SETUP.EXE -S -SMS − CD-ROMからインストールする場合は、次を実行します。 (例) [CD-ROM ドライブ名]\IBMTOOLS\DRIVERS\CONWIZ\SILENT.BAT =================================== 関連資料 内容 1. 言語を指定した導入方法 2. Administrator/Power/制限ユーザーにおける機能の相違 3. ThinkPad Cisco ワイヤレス内蔵モデルをお使いの方へ (LEAP認証モード) 4. Cisco Aironet 340/350 Series PC Cardをお使いの方へ 5. ワイヤレスアダプタのプロファイルのインポート/エキスポートについて 6. 自動アンインストールについて 7. PEAP-GTCについて 8. TTLSについて 9. イーサネット アダプタ プロファイルの自動切替機能について 10. 自己診断機能と自動エラーリカバリについて 11. Fn+F5 ホットキーによるプロファイルの切り替えについて 12. LEAP認証の自動/手動プロンプトについて 13. ThinkVantage Productivity Centerを利用する際の注意点 14. Access Connections をバージョン4.0以下に戻す場合の注意点 15. Cisco AIRONET CB21AG 802.11 a/b/g アダプターを使用する場合 16. ワイヤレスWANのLOA/LOCファイルのインポートについて 17. ネットワークセキュリティ設定の初期値変更について 1. 導入言語を指定した導入方法 ----------------------------- 言語を指定して導入する場合は、以下の方法で行ってください。 1. Windows 2000/XPを始動し、管理者権限をもつユーザーID でログオンします。 2. パッケージをハードディスクに展開します。 3.「スタート」「ファイル名を指定して実行」の順にクリックします。 4. 以下の様に入力して「OK」をクリックします。 Setup.exe -uilangid 0x0409 (US) 0x0404 (中国語-繁体中文) 0x0406 (Danish) 0x0407 (German) 0x0c0a (Spanish) 0x040b (Finish) 0x040c (French) 0x0410 (Italian) 0x0411 (日本語) 0x0412 (韓国語) 0x0413 (Netherland) 0x0414 (Norwegian) 0x041d (Swedish) 0x0804 (中国語-簡体中文) 0x0416 (ブラジル ポルトガル語) 2. Administrator/Power/制限ユーザーにおける機能の相違 ----------------------------------------------------- <Administrator> Administrator権限を持つユーザーは、Access Connectionsのすべての機能を 使用することができます。プロファイルの作成、編集、削除そしてプロファイ ルを使ったネットワーク接続を行うことが可能です。また、同ユーザーは、プ ロファイルを作成して他のクライアントPCに配布する、プロファイル配布機能 を使用可能に構成し実行することができます。 <Power ユーザー> Power権限を持つユーザーは、Administratorユーザーと比べて 以下の機能が制限されます。 1. プロファイル配布機能を使用可能に構成できない。 2. 共通設定画面の中の設定できる項目に制限がある。 <制限ユーザー> 通常、制限ユーザーはモデムプロファイルの作成と接続のみを行うことができ ます。しかし、Administratorユーザーが共通設定中で「管理者権限をもたない Windowsユーザーにロケーション プロファイルの作成および適用を許可する」 をオンにすると、制限ユーザーはプロファイルを使った全ての接続を行うこと ができます。この他にも、制限ユーザーはPowerユーザーに加えて以下の機能 が制限されます。 1. イーサネットおよびワイヤレスの自動切替機能のオン/オフができない。 2. 診断画面上での、IPアドレスの再構成(IPCONFIG /RENEW)が実行できない。 3. ロケーションプロファイルのエクスポートができない。 4. 共通設定の設定を変更できない 5. 他のユーザーが作成したプロファイルの修正や変更ができない。 <Guestアカウント> ゲスト・アカウントでのネットワーク設定機能はサポートしておりません。 3. ThinkPad Cisco ワイヤレス内蔵モデルをお使いの方へ (LEAP認証モード) --------------------------------------------------------------------- Cisco Systems PCI Wireless LAN Adapter (Cisco mini-PCI) をLEAP認証モー ドで使用するためには、ユーテリティ (Cisco Aironet Client Utility バー ジョン 6.3 およびそれ以降)を再導入する必要があります。 Cisco Aironet Client UtilityのSETUP.EXEを実行し、Select Options メニュ ーで「LEAP」設定がオンになっているのを確認して、ユーティリティを再導入 してください。Aironet Client Utilityは、別パッケージ「ThinkPad用 Cisco Wireless LAN Mini-PCIアダプター Wireless LANソフトウエア (Windows 98/ Me/NT4/2000/XP)」の中に入っています。 4. Cisco Aironet 340/350 Series PC Cardをお使いの方へ ----------------------------------------------------- Access Connections を以下のカード上で使用した場合、「ネットワークの検 索」機能と「ロケーション プロファイル (ワイヤレス) 自動切換え」機能は 動作しない場合があります。 −Cisco Aironet 340 Series PC Card −Cisco Aironet 350 Series PC Card この問題を解決するには、以下の通りにCiscoのソフトウェアを更新する必要 があります。 ・デバイス・ドライバー バージョン 3.5.13 (およびそれ以降) ・ファームウェア バージョン 5.20.17 (およびそれ以降) 最新のドライバーについての詳細は、Cisco Systemsのウェブサイト http://www.cisco.com/public/sw-center/sw-wireless.shtml を参照してください。 5. ワイヤレスアダプタのプロファイルのインポート/エキスポートについて -------------------------------------------------------------------- Access Connections Ver2.2以降ではワイヤレスアダプタのロケーションプロ ファイルのインポート/エキスポートが可能となりました。但し、セキュリテ ィの観点から、暗号化キー(WEPキー)はエキスポートされません。ワイヤレス アダプタのプロファイルをインポートした場合には、暗号化キー(WEPキー)の 再入力が必要となります。 6. 自動アンインストールについて ------------------------------- 以下の作業は管理者権限で行ってください。 1. Windows 2000/XPを始動し、管理者権限をもつユーザーID でログオンします。 2.「スタート」「プログラム」「アクセサリ」「コマンドプロンプト」の順 にクリックします。 3. Access Connectionsの SETUP.EXEが存在するディレクトリーに移ります。 4. 以下の様に入力して「OK」をクリックします。 SETUP.EXE -s -SMS -remove -f1 : "uninst.iss"の完全パス 7. PEAP-GTCについて ------------------- −インテル Pro/Wireless 2100 ネットワーク・コネクション・アダプタをお 使いの場合、PEAP-GTC認証のユーザー名のパスワードの設定においては、 「保管済みのユーザー名/パスワードを使用する」のみがサポートされます。 ソフトウェア/ハードウェア トークンはサポートされません。 −PEAP-GTCでのドメインログオンはサポートされません。 −PEAP-GTCではAESはサポートされません。 8. EAP-TTLSについて ------------------- トンネル認証の認証プロトコルには、MS-CHAP-V2のみがサポートされています。 その他のEAP-TLS,EAP-MD5,EAP-Tokenなどはサポートされません。 9. イーサネット アダプタ プロファイルの自動切替機能について ----------------------------------------------------------- Access Connections バージョン3.0以降では、イーサネット アダプタ プロフ ァイルの自動切り替えにおいて、ひとつのプロファイルに対して複数のイーサ ネットポートの情報を記憶することができるようになりました。 この新機能により、単一のプロファイルでも、複数の場所での自動切り替えが 可能です。(但し、この場合イーサネット接続はDHCPである必要があります。) この新しい機能により、ひとつのプロファイルを共有して複数の場所で使用す る場合でも、イーサネットプロファイルを手動で切り替える手間を省くことが できます。Access Connectionsは、イーサネットケーブルが接続されたことを 検知し、自動的にプロファイルを切り替えます。 この機能を使用する手順は以下のようになります。 −まず「ロケーションプロファイルの自動切り替え」メニューより、「自動切 り換えにイーサネットを自動接続に組み込みイーサネット ポートを保管す るようプロンプトを出す」をオンにします。 −あるロケーションプロファイル(例えばOffice-A)を選び、手動で接続します。 すると、Access Connectionsはロケーションに対するイーサネットネットワ ークのポート情報とともに内部に保管します。 −その後、別な場所に移動し、別なイーサネットポートに接続しロケーション プロファイル(たとえばOffice-B)を適用すると同じようにイーサネットネッ トワークの情報とともに、内部に保管します。 −次回以降、Office-AまたはOffice-Bのイーサネットポートにケーブルを接続 すると、Access ConnectionsはOffice-AまたはOffice-Bのロケーションプロ ファイルを自動的にロードし、接続します。 −このように、Access Connectionsは接続したイーサネットネットワークの情 報をロケーションプロファイルに関連させて保管し、次に同じポートにケー ブルを接続した場合には、ネットワークを識別し、前回使用したロケーショ ン プロファイルを自動的に適用することができます。 10. 自己診断機能と自動エラーリカバリについて -------------------------------------------- Access Connections バージョン3.0以降では ネットワーク接続が失敗した時 に有用な、ネットワークの自己診断機能と自動エラーリカバリの機能をサポー トしました。この機能は、ネットワーク接続時は詳細な進行状況ステータス、 そして考えうる接続失敗の理由と、ユーザーに推奨する行動を示します。 Access Connectionsはまた、いくつかのケースにおいて、修復ボタンによるエ ラー修復の機能も提供します。 11. Fn+F5 ホットキーによるプロファイルの切り替えについて -------------------------------------------------------- −Access Connections バージョン3.0以降では Fn+F5 ホットキーによるロケ ーションプロファイルの切り替え機能を提供します。この機能を使用するた めには、次のソフトウェアが導入されている必要があります。 - 省電力ドライバー バージョン 1.33 またはそれ以降 - ThinkPad ホットキー機能 バージョン 1.24.0603 またはそれ以降 −Fn+F5 ホットキーは、以下の機種ではサポートされていません。 - ThinkPad A20m, A20p, A21m, A21p, A22m, A22p - ThinkPad A30, A30p, A31, A31p - ThinkPad s30 - ThinkPad R30, R31, R32 - ThinkPad T20, T21, T22, T23 - ThinkPad T30 - ThinkPad X22, X23, X24 - ThinkPad X30 - ThinkPad i Series s30 −Fn+F5 ホットキーは、ThinkPad内蔵のワイヤレスLANアダプターおよびワイ ヤレスWANアダプターのみをサポートしています。 12. LEAP認証の自動/手動プロンプトについて ----------------------------------------- 1. 自動的にLEAP認証ユーザー名とパスワードのプロンプトを表示する これを選択すると、通常の認証にキャッシュされたデータを使用すること で、新たに認証が必要な時のみに、認証プロンプトを出すようにすること ができます。 具体的には、次のケースの時に認証を要求します。 −システムがスタートまたはリブートして、ユーザーログオンした後の 最初の接続を行う場合 −ユーザーがログアウト、ログオンして再接続を行う場合 2. 手動でLEAP認証ユーザー名とパスワードのプロンプトを表示する これを選択すると、接続ボタンを押したり、自動切替で切り替わったりし てLEAP接続を行う場合にはいつでも認証を要求します。 13. ThinkVantage Productivity Centerを利用する際の注意点 -------------------------------------------------------- Access Connections 3.81以上でThinkVantage Productivity Centerをお使い になる場合は、次のソフトウェアが導入されている必要があります。 - ThinkPad Hotkey Features バージョン 1.20 以降 14. Access Connections をバージョン4.0以下に戻す場合の注意点 ------------------------------------------------------------ 既にAccess Connections バージョン3.xをお使いになり、Access Connections を4.0以上にバージョン・アップしたさいには、すでに作成されていたロケー ション・プロファイルは自動的にバージョン4.0の新しい形式のロケーション プロファイルにデータが変換されてしまいます。 もし、古いバージョンを再導入した場合には、古いバージョンのロケーション プロファイルは PrevACProf.reg というファイル名でレジストリのデーターと して保管されています。古いバージョンの導入後にこのレジストリを適用する とAccess Connections バージョン3.xで利用できるプロファイル・データが復 活します。 15. Cisco AIRONET CB21AG 802.11 a/b/g アダプターを使用する場合 -------------------------------------------------------------- −EAP-TLS認証を利用する場合は事前にWindowsのログオン・パスワードを設定 しておく必要があります。パスワードの設定されていない環境ではEAP-TLS は正しく動作しません。 −システム内に他のワイヤレスLANアダプターのソフトウェアが導入されてい る場合には、802.1x認証サプリカントが異なるバージョンがインストールさ れこのPCカードでは動作しないことがあります。Cisco AIRONETを利用時に は AEGIS Protocolのバージョンが3.4.1.0であることを確認してください。 −このアダプターを利用するにはアダプター付属のユーティリティー・ソフト ウェアを全て導入してください。 16. ワイヤレスWANのLOA/LOCファイルのインポートについて ------------------------------------------------------ Access Connectionsは、ワイヤレスWANプロファイルのインポートをサポート しています。しかし、Verizon WAN アダプタを搭載しているマシンで作成され たLOA/LOCをVodafone/Cingular WAN アダプタを搭載しているマシンにインポ ートするとき、メイン画面に"アダプタが見つかりません"と表示され、プロフ ァイルを編集するとき、WANの設定ページが編集できない状態になります。 これは、現在のAccess Connections バージョン 4.2以降の仕様です。 17. ネットワークセキュリティ設定の初期値変更について ---------------------------------------------------- ネットワークセキュリティ設定の初期値は、Access Connections 4.20で、 "チェック無"に変更されたため、Access Connectionsのデフォルト設定におい て、Windowsのネットワーク設定を変更することはありません。 =================================== −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 商標 * ThinkPad は、Lenovo の登録商標です。 * Access Connections および ThinkVantage は、Lenovo の商標です。 * IBM は、IBM Corporation の登録商標です。 * Cisco および Aironet は、Cisco Systems, Inc. の登録商標です。 * Microsoft および Windows は、Microsoft Corporation の登録商標です。 その他の社名、製品名、サービス名は、他社の登録商標、商標またはサービス マークです。